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背徳は蜜の味
第2章 人妻その二 ~電車で痴漢されて~
「お客様、どちらまで?」
「う~ん…そうだなあ…
じゃあ、この近くのラブホテルまで」
男がドライバーにそう告げたにも関わらず
「いえ、サンライズマンションまでお願いできるかしら?」と美緒は慌てて訂正した。
「かしこまりました」
メーターを倒してタクシーが走り出す。
「自宅にお邪魔してもいいのかい?」
こりゃあ、ますます美人局じゃないだろうかと
男は美緒を抱き寄せるのをやめて後部座席で彼女と距離を取った。
「言ったでしょ、うちには私一人なんだから」
美緒は自分の部屋に男を連れ込むことにワクワクしていた。
「それとも電車の車輌じゃないと燃えないのかしら?」
「言ったな~、それじゃ、ベッドの上でヒィヒィ言わせてやるさ」
そんな二人の会話を
バックミラー越しにドライバーはニヤニヤしながら見ていた。
ほどなくしてタクシーは美緒の住むマンションに到着した。
「へ、へえ~…綺麗な部屋じゃん」
部屋には誰もいないと美緒が伝えていたにも関わらず、実は旦那が奥から飛び出してきて恐喝されるのではないかと内心ビクビクしていた彼だったが、取り越し苦労に終わったと安心して、まるで自宅であるかのようにくつろぎ始めた。
「何をくつろいでいるのよ
男でしょ?もっとガツガツ責めてきなさいよ」
電車内では清楚で内気だった美緒だが
自分のテリトリーでは大胆な女に変貌していた。
美緒から唇を重ねた。
舌と舌が絡み合い、硬くなっている乳首をブラの上からつまんだりされると、
体がピクンピクンと反応してくる。
「すごく敏感なんですね」
「今日会ったばかりなのに…恥ずかしいわ」
「出会いって、
その人の人生にとって意味があるんですよ」
「なにそれ、まるで私たちが運命的な出会いのような言い方ね」
「ええ、そうですよ。僕との出会いは運命だったんです」
「別にそんなのどうだっていいわ、気持ちよくさせてくれたらそれでいいの」
「よしっ、じゃあ、奥さんは耳も敏感なのかな?」
男は美緒の髪をかきあげ、
そっと舌で耳をなでるように舐めてきた。
「あ~ん、いやらしいわ~…感じるぅ」
軽く噛んだりすると、美緒の体が反応して敏感なのだと男に知らしめてしまう。
同時に乳首もクリクリしながら、
ぎゅっと揉んだりしてされると、美緒の手は、いつの間にか男の股間に伸びていった。