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背徳は蜜の味
第21章 人妻その二十一 ~デリヘルでお隣さんに指名されて~

指先に触れた湿り気は、
濡れてるというようよりも、まるでお漏らししたかのようにグッショリしていた。

加奈子にしても、自分がとんでもなく濡れていることを察知して、「いやっ!恥ずかしい!!」と
脚に力を入れて閉じようとする。

その恥じらいの仕草は、デリヘル嬢をしていて男を魅了するために自然と身につけた仕草なのかもしれないが、雄作の目には、なんとも可愛らしい仕草だと惚れ直してしまった。

可憐な加奈子の痴態を目にして、雄作には女を服従させたいという野望が沸々と沸き起こる。

自分ではS気などなく、いたってノーマルだと自負していたが、この時ばかりは加奈子がとても可愛らしく感じて多少意地悪な言い方で、
「加奈子、感じてるのかい?…
俺も同じ気持ちだから、恥ずかしがらなくてもいいんだぞ」と言ってあげた。

加奈子は「恥ずかしいに決まってるじゃない…こんな…びしょびしょになっているんだから…」と頬を赤く染めて恥じらった。

『いいぞ、いいぞ、もっと恥ずかしくしてやるからな』

雄作はニタッと微笑んで、いきなり加奈子のショーツの中に指を忍び込ませた。

「あっ!だめぇ!シャワーを使わせてえ~!」

加奈子のの息づかいは、
先程以上に、荒い呼吸になって行く。

ショーツの中の加奈子の女性自身は、指から雫が垂れそうなほどに濡れまくっていた。

雄作は指に全神経を集中させながら、
まるでAVでも観賞するかのように加奈子の表情の変化を楽しんだ。

今まで妻を初め、何人もの風俗嬢と体を重ねてきたが、今、目の前の加奈子の表情は、
今まで見たどの女よりもセクシーでメスと呼ぶにふさわしい顔をしていた。

今まで見てきた加奈子は、廊下やエレベーターで顔を合わせて、ごく普通の主婦として挨拶をする程度だったが、その、加奈子が今まさに自分の愛撫で、メスとして感じてる姿を目の前で見て、興奮はMAXとなってゆく。

そして、陰唇をなぞるだけでなく、
膣口に指先を挿入すると、加奈子は今までで一番大きな喘ぎ声をあげた。

「っ!?…んあぁぁ!!いいっ!気持ちいい!!

挿入した中指は、まるで抵抗なく加奈子の中に潜り込んで行く。
眉間に皺を寄せる加奈子だったが、
その表情は苦痛を感じている訳ではなく、
明らかに悦んでる表情だった。

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