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背徳は蜜の味
第33章 人妻その三十三 ~黒人のデカチ○ポで逝かされて~

夫から今夜も遅くなるから夕飯を済ませて帰ると連絡があった。

人手不足なのはわかっているけれど、
少しばかり役職があるからって、どうしてそんなにまでして働かなくてはいけないのかと美代子はため息をついた。

この春、夫は課長に昇進した。
ほんの僅かお給料がアップしたのはいいけれど、
残業がやたら多くなった。
「だって仕方ないだろ。上に立つ者が率先して働かないと部下の不満が溜まって仕方ないし…」
仕事熱心なのはいいけれど、身体を壊さないか心配してしまう。

それに、毎晩のように会社帰りに夕食を済ませて帰ってくるので、ほとんど妻の美代子はひとりぼっちの夕飯の毎日だった。

安月給でも毎晩のように家に帰ってきて、
くだらない話をしながら食卓を囲んでいたボロアパートで暮らしていた頃が懐かしい。

無理をして購入したマンション…
当初は二人で働けばなんとかなると思っていたが、現実はそんなに甘くなかった。

思うように夫は昇給せず、
瞬く間に家計は火の車となった。

近所のスーパーでパートタイマーの仕事をしながら、夜の空いている時間も稼げないかと思い付いたのが派遣風俗の仕事だった。
俗に言われるデリヘルというものだ。

夫に相談すると、最初は渋い顔をしていたが、
デリヘルが売春婦のようなものと勘違いしていたらしい。

「派遣風俗嬢といっても本番はしないのよ
ちょっとだけ男性器を弄ってあげて射精させる仕事だから身体を売る訳じゃないの」

そのように説得すると
「すまないな…俺の稼ぎが悪いばかりに…
美代子さえそれで良ければお願いできるかな?」と、夫公認で派遣風俗嬢として働き始めた。
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