パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第34章 人妻その三十四

包皮の上から指先を軽く押し付けるように
クリトリスを刺激しながら、
彼は舌で乳房、わき腹、へそ、腰骨、内腿と辿ってゆく。

ここまで許しておきながら、まだ少し緊張が残っているかのように力の入った両脚を、彼は手を添えてゆっくりと開かせた。

「だめ…」　

久々の発声に少しハスキーになった瞳の小さな声が聞こえたので、「ん？やっぱりダメですか？」と遠藤が問いかけると、「ダメ…じゃない…」と目を閉じて首を振った。

それならばと、遠藤は舌先で小陰唇を掻き分けるように舐め上げ、ほんに小さな尿道口をそっと舌先で突っついた。瞳の局部からは、シャワーさえも済ませていないので、きついアンモニア臭と女性器の香りと味がした。

堅く尖らせた舌先を膣口に埋めた後、
彼は、つい悪戯心を起こして瞳のアナルをペロリと舐め上げた。

「ひっ！そこはイヤ！」

再び瞳の体は男を拒むようにピクリと反応したが、決して嫌悪感のために身体を強張らせた訳ではなさそうだった。
小ぶりのクリトリスの包皮に指をあてがって、指をVの字に開いてピンク色に輝く膨らみを露出させた。

刺激が強すぎないように、
舌の裏側でそっと撫で上げると、
「ん…」と瞳が初めて小さな声を漏らした。
遠藤は、クリトリスを集中して責め続けてくれる。
瞳のあえぎが徐々に高く、途切れの無いものになってくるのを待ち望んで、彼は人差し指をそっと膣に挿入してくれた。

入り口付近で様子を見ながら刺激を続け、徐々に深く押し入った。
奥は熱く潤っていた。

Gスポット辺りをリズミカルに指の腹で刺激しながら、クリトリスへの刺激を強めると、
瞳のあえぎ声は、隣に娘の香が寝ていることさえ忘れて遠慮のないものに変わっていった。