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背徳は蜜の味
第35章 人妻その三十五 ~アナルセックスに目覚めて~
苦痛によるものなのか、
それとも知らなかった世界に引きずり込まれた快感からなのか、
奥さまの端正な顔は、今やメス豚のように淫らに喘いでいる。
アナルに挿したり引いたりする旦那さまのペニスに
うっすらと赤い筋で彩られていた。
拡張も準備も無しに太くて固いペニスを射し込まれたのだから、少しばかり肛門が裂けたのかもしれない。
本来は可愛がる穴ではないのだから、それも当然かと思う。
奥さまは最初だけ泣き叫んでいたけれど、
今では痛みが快感に変わっているのか
なんとも悩ましげな声であえぎ、その声は嫌でも彩をいやらしい気持ちにさせた。
ご夫婦は彩の存在さえ忘れて二人だけの世界を形成し始めていた。
『バカバカしいわ…やってられないわよ!』
まるで夫婦円満のための当て馬にされた気がして
彩の気持ちは一気にシラケてゆく。
『どうぞお二人でよろしくヤレばいいわ』
彩は愛し合う二人を尻目に着衣を済ませて身だしなみを整えた。
「旦那さまがご満足されたようなので、私はこれで失礼します」
ペコリと頭を下げて別れの挨拶をしても
快楽に夢中の夫妻は彩を見向きもしない。
忌々しくてドアが壊れるかというほど手荒に閉めて彩が廊下に飛び出すと、仕事帰りの夫がタイミングよくエレベーターから降りてきたところだった。
「あなた…お帰りなさい!」
彩は夫に抱きついて唇を重ねた。
「おいおい、誰かに見られちゃうだろ」
拒む台詞を口にしながらも夫は満更でもないようだった。
「ねえ、あなた…お食事にする?お風呂にする?
それとも…セックスする?」
そういって夫の股間を撫でると
彼の下半身は『まずはセックスだな』といわんばかりに
ギンギンに勃起していた。