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背徳は蜜の味
第5章 人妻その五 ~デリバリーの男の子と~
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「待っててね、今すぐお風呂の用意をするから」
秋子はシャワーだけでなく入浴してもらおうと
バスタブに湯を張り始めた。
お湯が溜まるまで、およそ15分…
男の子とテーブルを挟んで対面でじっくりとおしゃべりをした。
そして彼がまだ高校三年生の17歳だと知って驚いた。
「そっか~、高校生なんだ…
あなたはカッコいいからモテるんでしょ?」
「そう見えますか?
そう言ってもらえると嬉しいんですけど、
うちは男子校なので女性と話す機会がなくて…
こうしてゆっくりお話しするのはおねえさんが初めてです」
彼が自分の事を「おねえさん」と呼んだ。
なんだか本当に可愛い弟のような気がした。
「よしてよ、おねえさんって呼ばれる年齢でもないし…私は秋子って言います」
「…秋子さん…えへっ、名前で呼ぶのって照れ臭いですね
僕は陸と言います陸上の陸です」
「陸くんか~、素敵な名前だわ」
話題が途切れて気まずい雰囲気になり始めた頃、
バスルームから「お風呂が沸きました」と無機質な女性の声がした。
「あ、お風呂が沸いたわ…さあ、お風呂に入って汗を流しなさいな」
そう言って陸くんにタオルとバスタオルを手渡した。
バスルームからはシャワーの音が聞こえてくる。
秋子はイソイソとタンクトップとハーフパンツに着替えて、意を決してバスルームに飛び込んだ
「秋子さん?!」
「うふふ、背中を流してあげようと思ってね」
「そんな…大丈夫ですから」
「いいのいいの、歳上のおねえさんには素直に従うものよ」
そのように言いくるめると
それじゃあお願いしますと
股間をタオルで隠して秋子に背を向けてバスチェアに腰かけた。
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