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ココロのアナ
第11章 過去


だいぶ良くなり退院の日
旭が車で迎えにきてくれた…
だが家とは違う方向に向かう。


「旭、家あっち…なんだけど」


「今日から俺と住めばいいでしょ?
また倒れたりしたら困るしね」


「いや、それは何か違うだろ…」


「毎日調教されたら
体保たなくなるもんな…
少しは控えてやるよ」


「そんな事ぢゃなくて…だな…」



無理とはっきり言えばいいだろ
何で言わない…
どこかでよろこんでる…



気づけば旭のマンション前


「修はどうしたい?
入ったらもう戻れないよ」



「どうしたらいい…?
旭は俺をどうしたい?」



「一生…俺に飼われろ
俺がいなきゃ生きていけないように
調教してやる」




手を引かれ飼われる為に
部屋へと足をすすめた。




部屋に入り驚愕した…


「よかったね…修
自分のマンション帰らなくて
生活用品運び入れちゃったから
家帰ったら生活不自由になるとこだった」


クローゼットには綺麗にかけられたスーツ
真新しいシーツがかけられたシングルベット
仕事用テーブルにパソコン



「ベット買ったのか?」



「うんダメだった?
前のは処分しちゃったから無いよ
ソファもウチにあるから処分
足りないものはまた揃えればいい
修のマンションは売りに出そうと思うし」



あの惨事を見せない為に旭は
処分していた。
忘れてるなら忘れたままでいい…。
修が入院している間に
退院後住めるようにしていたのだ。



「え…でも…」



「俺がいる」



「え…」


「俺の他に何がいる」



その一言で
修はわすれたはずの旭への気持ちを
思い出しはじめた…



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