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ココロのアナ
第11章 過去



「他とりに行く物があればメールして
仕事帰りに取ってくるから
修は明日まで休みなんだしゆっくりしてて」



じゃぁ行くから。と仕事に戻る旭は
どこか不安そうに見えた…


「ま、待ってる」


そう告げるとハハッっと笑い家を出た。



流石に車持ってきてとは
言えないよな…
行きたいところもあるし…

思い腰をあげマンションを出る。



久しぶりに帰る家。
なぜか懐かしくなる…


「旭に頼むのも悪いし…」


俺は必要な荷物を取りに
エレベーターに乗り込む。



旭の配慮も知らぬまま…



鍵を差し込みドアを開ける
中にはいると処分と書かれた紙が
ソファに貼られていた。


いつも座るところに腰を下ろし
ふーっと息を吐きだした…。




「こんな…《シミ》あったか…?」




ソファ全体を見渡すと
あちらこちらに白く乾いた《シミ》



「いつついた…」



眉間に皺を寄せ部屋を歩き回る
その《シミ》は床にもあった。
不思議に思った俺は寝室へと足を伸ばす



「っ…ぁ…ぁ…」



鎖が繋がったベットには
血が滲み乾いた跡…
白く乾いた《シミ》の跡…



「ハァ…ッ…ハァ…」



頭が痛い…
俺は何を忘れている…



玄関が乱暴に開けられ
息を切らした旭が叫ぶ



「っ…修!!どこにいる」



寝室を開け旭が見たのは
震えながらしゃがみこむ修だった…



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