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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第23章 ちょっとした寄り道

『さ、巴…行きましょうか』

赤穂の御崎と言うこの辺りは
海岸沿いに遊歩道が整えられて居て。
春には桜の名所でもあり、
夏には海水浴が楽しめて
温泉もあるので海のが見える場所に
いつくか温泉宿が立ち並んでいる。

伊和都比売神社を参拝する。
この神社は海に向かって
鳥居が立っていて、
海から真っすぐに参道が
本殿まで伸びるような造りになっている。

元々はこの場所では無い場所に
神社があったらしいんだけど、
海で仕事をする人達が
船の上から参拝出来る様に
今のこの海の近くの場所に
神社が移されたのだそうで。

航海の安全や、大漁祈願、
縁結びにご利益があるのだそう。

縁結び…と
お参りをしている
旦那さんの横顔を見ながら。

もう…港斗君とは結婚してるし、
縁を結ぶ……と言うんだったら
私達夫婦の…所に
新しい家族とのご縁を…
結んでくれちゃったりとか…って
そう言う…お願いは…良いのかなぁと。

そんな事を思いながら、
彼はまだ若いとは言え…
私は30代後半な訳で……
20代の子に比べたら…赤ちゃんもね
歳を取れば取るほど…出来にくくなるし。

本殿に手を合わせて、
巴は真剣にお願いをして。

お願いをし終わって、目を開けると
こっちを見ている彼と目が合った。

『随分…長い…お参りでしたけど』

「……そっ、そんな事…無いよ…
……良いご縁があったらいいなって…」

『良いご縁って、ちょ、巴?
僕と言う旦那さんがありながら
新しいご縁をお願いしてたんですか?』

と言う…ちょっとした…
認識の違いの勘違いから
旦那さんの誤解を解くのに
時間を…使っちゃったんだけど。

神社の本殿でお参りを済ませて
参道を進むと…、鳥居と
その向こうに広がる海の景色を
眺める事が出来て…。

「凄い…綺麗な景色…」

『牛窓の海も良いですけどね。
赤穂の海も悪くないと思いますよ』

伊和都比売神社から、
海岸沿いに広がる遊歩道を歩くと
すぐに海が眺めるのに
丁度いい位置にベンチがあって。

そのベンチの傍らに
恋人の聖地の認定プレートがある。

カップルとか夫婦が
キチンと列を作って
そのベンチに座ってるから
何だろうって思ってたんだけど。


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