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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第25章 11月1日 ~香川への前乗り~
そっちのラブホテルは、
駐車場がない感じだったので
こっちのホテルにしたのだそう。
「凄い…面白い造りだね…」
1階がガレージになっているお家が
繋がってる集合住宅みたいな、
そんな駐車場の光景が
新鮮さを感じてしまって…思わず
周囲をキョロキョロしてしまっていた。
ホテルの名前の書かれた看板が
駐車場の所に車を停められない様に
置いてある区画の看板を除けて
彼がそのスペースに車を駐めると
トランクの荷物を出してくれて。
『さ、中に入りましょうか…』
ガレージの中に階段があって
上った先がお部屋になっている様だ。
お部屋に入ると、お部屋の電話が
鳴っていて彼がその電話に出ると
予約した生田ですと話してたので
別の人がお部屋に入ったり
してないかの確認の電話だったみたい。
お部屋をキョロキョロと見回すと
かなり広いお部屋みたいで。
ウッドテイストな内装になっている。
床のフローリングが1列ごとに
色が濃い目の板と薄目の色の板で
ストライプ…ボーダー…になるかは
自分が立っている場所によるかもだけど。
窓のウッドブラインドとか
ベッドの辺りの壁も
ソファとテーブルも
ダークブラウンの色合いで
統一されている感じで。
ダークブラウンのウッドで
統一された室内の内装は
落ち着いた雰囲気のある
大人のカップル向けの空間になっている。
「お部屋、ピカピカで綺麗…」
『あ、わかりますか?そうなんですよ。
ここのホテル確か、2022年に
リニューアルしてるみたいで。
今日はね…、前乗りなんで…
一番高い部屋は、やめたんですけど…』
お値段は…金曜日は宿泊は
19時から翌日の10時までで
10000円なのだそう。
高松市内のホテルに
素泊まりするだけでも…
それなりの値段になるから。
この広々とした綺麗なお部屋に
泊れるなら安いかも…??
と言うか…普通に…ラブホテルとして
宿泊…の料金…このお部屋のクラスなら
1万円は…お安い方だと思う…けど。
アメニティ関連にしても
ラブホテルって急なお泊りに
対応できる感じだから、
女性に対してのアメニティが
普通のホテルより充実してるし…。