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幻影の胡蝶 〜桃源郷の寵妃達〜
第2章 桃源郷は地獄だった
桔梗を確認した朱雀の顔は少し緩んだ気がした。

彼女の側に寄り、朱雀は桔梗の肩に優しく手を置いた。






「……蘇りたいのであれば、そうすればいい。」

朱雀の言葉に胡蝶は目を見開いた。





ゆっくりと朱雀が桔梗に近付きキスをした。

彼女の顔に触れる手は、自分の腕を掴んだ手とは違い、優しく触れているのが目に見えて分かる。





大切な人を扱う様に、朱雀が桔梗に触れるのを見て、胡蝶は足から崩れ落ちそうになる。

最愛の人が自分以外の女人を愛おしそうに触れているのだ。





「そうだ……お前に『蘇りの玉』をやってもいい。」

スッと桔梗から顔を離し、目線だけ胡蝶に向けて言った。

桔梗に触れている手は離れる事無く、手を滑らせながら長襦袢の襟元に手を入れた。






「お前の最愛の男が他の女人を抱いている姿を見ても、蘇りたいと思うのだったら俺の玉をやろう。」

そう言って、桔梗の白い綺麗な胸元を胡蝶に見せる様に長襦袢を剥いだ。






朱雀と呼ばれる人物が、胡蝶の好きな男の姿で桔梗を抱いている。

彼の唇が桔梗の体に触れるのを動かずに見ていた。

息が荒くなり、呼吸が苦しくなる。

震えていた膝はガクッと折れて、胡蝶はその場に座り込んだ。






朱雀はその胡蝶の姿を一瞥した後に、また桔梗の体に目をやった。

今日は何度も抱いてしまったので、桔梗の綺麗な乳首は少し腫れてしまっている。

それでも薄紅色に染まったその突起を口に含めば、また桔梗から甘い声が漏れる。






少し嫌がっている桔梗の太ももを強く掴んだ。

胡蝶に見せつける様に足を開かせて、その間に手を入れる。

ヌルッとした愛液が朱雀の指に絡むと、朱雀は胸から顔を離して桔梗の足の間に顔を埋めた。


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