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第2章 ～再会～

[すいません、すいません。]

俺はぶつかった人に謝りながら乗客の間を通っていく。

ぶつかった人たちが、俺のことを睨んでいるのが見えたが

特には気にしない。



やっと、女の子の近くにつく。

まずは確認だな..

と思い、女の子の下半身を見てみる。


やはり痴漢されていた。

それもよくドラマでみたりする、レベルではない...

下着は膝のあたりまでおろされ、痴漢している男の手は

女の子のスカートの中にはいっている。

耳をすますと、

クチュッ..クチュッ..

というひわいな音まで聞こえている。


彼女は、なんの抵抗もせずに震えながら泣いているようだった...


[ふぅ...]

ためいきをつくと、女の子のスカートの中に入っている手を

ガシッと掴むと

[ねぇ、おっさん それなんていう遊び? 楽しいの?俺にも教えてくんね?おい]

と睨みながら男に言った。