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先生♡ロリコンになってください♪
第8章 恋の村時雨のち・・・乱れ麻糸
☆☆☆
ここで読者の皆さんに、少し背景事情の説明をしよう。この学校の保健室、多くの小学校の例に漏れず、校舎の1階にある。なぜなら、校庭や体育館で怪我をした子がすぐに保健室を利用できるように、熱を出した子を迎えに来た親御さんをすぐに迎えることができるようにである。

というわけで、保健室の外に立っていると、カーテンの隙間から、中を覗けちゃうのだ。

ちょっとだけ時間を遡る。愛里沙が保健室のドアを開ける直前。秋良が風見先生にちょうど襲われているときのことである。

さてさて・・・保健室の窓の外に、迫る影がある・・・。それはそう、保健室の先生、風見みゆき先生のことを大好きな武内小太郎、その人だった。

☆☆☆
二階堂との勉強会が終わった。なかなかに二階堂はよく勉強ができるんだということがわかったのが収穫だ。いつも、本当に俺の話聞いてるのか怪しかったからな。

さて、そういや、紫藤はうまくやってるかな?
やっぱりお手伝い係を任命し、派遣した以上、様子を見なければいけないよな。うん。
ただ・・・なんとなく風見先生は生徒の自主的なお手伝いを尊重しているようだったから、俺が正面から行って様子を見たら嫌なのかもしれないな・・・。
紫藤を手伝いによこしてほしいと言った時も、俺が行くと匂わせたらやんわり断ってきたし・・・。これは、正面から行くのは得策ではない?
しょうがない・・・しょうがないよな。ちょっと・・・外から覗いてみよう。

うん、これは様子見、もし重い荷物とか持てなくて困っていたら、颯爽と登場して手伝う、なんてこともできるしな。うんうん。

保健室・・・保健室っと・・・

俺はカーテンの隙間を見つけると、そっと覗いてみた。決してやましい気持ちはない。あわよくば、紫藤のお手伝いが終わっていて、着替えている最中だったりして、なんてことは、微塵も思っていない。ほんと、天地神明にかけて!

どれどれ・・・。

なんで?なんで、風見先生が!?
俺は、信じられない光景を目にした。
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