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雨が好き
第111章 お祈り
【お祈り】
宿を出て、再び私たちはタクシーで軽井沢駅に向かった。
そこでロッカーに荷物を預けて身軽になると、
蒼人さんの提案で、レンタサイクルをすることになった。
「軽井沢は自転車でまわるのもいいみたいなんです・・・えっと、自転車は?」
そう聞かれて、私は頷く。
大丈夫、ちっちゃい頃はよく乗っていたし、
大人になって、あんまり乗る機会はないけど、
それでも、たまには乗ることもある・・・から。
良かった、と蒼人さんが笑顔になる。
レンタサイクルやさんで、自転車を選ぶ。
少し高いけれども、モーターがついたやつの方が楽だということで、
蒼人さんは白の
私は赤のフレームの電動アシスト自転車を借りることにした。
ヘルメットも借りられるみたい。
でも、これは色のバリエーションはなくって、
ふたりとも黒いヘルメットになる。
蒼人さんがサイクルやさんのご主人に何かを聞いていた。
そして、自分のスマートフォンに何やらぽちぽちと入力をする。
私はその間に、若い店員さんから、
電動アシスト自転車の乗り方についてレクチャーを受けていた。
宿を出て、再び私たちはタクシーで軽井沢駅に向かった。
そこでロッカーに荷物を預けて身軽になると、
蒼人さんの提案で、レンタサイクルをすることになった。
「軽井沢は自転車でまわるのもいいみたいなんです・・・えっと、自転車は?」
そう聞かれて、私は頷く。
大丈夫、ちっちゃい頃はよく乗っていたし、
大人になって、あんまり乗る機会はないけど、
それでも、たまには乗ることもある・・・から。
良かった、と蒼人さんが笑顔になる。
レンタサイクルやさんで、自転車を選ぶ。
少し高いけれども、モーターがついたやつの方が楽だということで、
蒼人さんは白の
私は赤のフレームの電動アシスト自転車を借りることにした。
ヘルメットも借りられるみたい。
でも、これは色のバリエーションはなくって、
ふたりとも黒いヘルメットになる。
蒼人さんがサイクルやさんのご主人に何かを聞いていた。
そして、自分のスマートフォンに何やらぽちぽちと入力をする。
私はその間に、若い店員さんから、
電動アシスト自転車の乗り方についてレクチャーを受けていた。

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