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縄奴隷に堕ちる
第1章 入室
休日の午後、ムラムラしてきた卓也は、また行きつけのSM系発展場「ムゲン」に行くことにした。卓也は軽くシャワー浣腸をしてから家を出ると、電車を乗りついで都心の某駅で降りた。駅前の大通りをしばらく歩いて何度か角を曲がると細い路地に入り、卓也は古びたマンションの3階にあるその部屋のインターホンを押した。
「はい、いらっしゃい」と声がして、マスターがドアを開けて迎えてくれる。
「靴はそこに入れてね。これ、番号札」
いつもの笑顔で、マスターがプラスチックの薄い板を手渡してくれる。卓也はその札を自分の靴に入れて、靴箱に収めた。
会員証と料金を出すと、マスターが、
「まだ誰も来てないから、1番ね」
と言って、ロッカーの鍵と赤いフンドシを渡してくれた。
マスターがいる場所は受付用の小部屋で、小さな机に会員管理用のノートパソコンが置いてあり、そのすぐそばに着替え用の縦長のロッカーの列がある。卓也は1番のロッカーを開け、荷物を入れると服を脱ぎ始めた。つまり、マスターと一緒の空間でハダカになっていくという事だ。初めて来た頃の緊張はないにしても、やはりドキドキする瞬間だった。全裸になり、椅子に腰かけているマスターの後ろを通ってシャワールームに行く。そこで軽く身体を流してから、卓也はまた、ロッカーのところに戻ってきた。そして、赤いフンドシを締めていく。この場所ではフンドシの色で性癖が分かるようにしてあり、白はS、赤はM、柄物は両方イケるということだ。初めての時はフンドシもマスターに締めてもらった。
フンドシを締め終わると、卓也はマスターにロッカーの鍵を渡した。それと引き換えに、マスターが手首に巻きつける番号札を渡してくれる。卓也はその1番の番号札を手首にはめると、脇にある引き戸を開けて、隣の部屋に入った。
「はい、いらっしゃい」と声がして、マスターがドアを開けて迎えてくれる。
「靴はそこに入れてね。これ、番号札」
いつもの笑顔で、マスターがプラスチックの薄い板を手渡してくれる。卓也はその札を自分の靴に入れて、靴箱に収めた。
会員証と料金を出すと、マスターが、
「まだ誰も来てないから、1番ね」
と言って、ロッカーの鍵と赤いフンドシを渡してくれた。
マスターがいる場所は受付用の小部屋で、小さな机に会員管理用のノートパソコンが置いてあり、そのすぐそばに着替え用の縦長のロッカーの列がある。卓也は1番のロッカーを開け、荷物を入れると服を脱ぎ始めた。つまり、マスターと一緒の空間でハダカになっていくという事だ。初めて来た頃の緊張はないにしても、やはりドキドキする瞬間だった。全裸になり、椅子に腰かけているマスターの後ろを通ってシャワールームに行く。そこで軽く身体を流してから、卓也はまた、ロッカーのところに戻ってきた。そして、赤いフンドシを締めていく。この場所ではフンドシの色で性癖が分かるようにしてあり、白はS、赤はM、柄物は両方イケるということだ。初めての時はフンドシもマスターに締めてもらった。
フンドシを締め終わると、卓也はマスターにロッカーの鍵を渡した。それと引き換えに、マスターが手首に巻きつける番号札を渡してくれる。卓也はその1番の番号札を手首にはめると、脇にある引き戸を開けて、隣の部屋に入った。