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縄奴隷に堕ちる
第2章 緊縛
「んっ……!」
 卓也は小さく喘いだ。もう何度も経験しているとは言え、やはり男の手で自分のペニスを愛撫されるというのはこたえられない経験だ。男は、もう勃起しかかっている卓也のペニスを指先で確かめるように触ると、それを掴んでフンドシの脇から外に出してしまった。
「おおっ、もうこんなになってるぞ。先走り汁も垂れてる」
 暗いオレンジ色の部屋の明かりに照らされて斜め上を向いている、自分のペニスが目に入る。
「はい……。恥ずかしいです……」
 男は卓也のフンドシをするするとほどいてしまう。後ろ手で縛られ、ペニスを勃起させた恥ずかしい格好で、卓也はそこに立つことになった。男は、壁に立てかけてある姿見の鏡の前に卓也を連れていった。
「ほらっ、イヤらしいなぁ。こんなにチンポ大きくして」
 男は鏡の前に立った卓也の後ろから、辱めるような言葉をかける。
「はぁっ……」
 もう素っ裸でペニスを勃起させている卓也は、もう完全にマゾ奴隷の心境になってしまう。男は細い紐で卓也のペニスの根元を、睾丸の付け根から縛り始めた。これでますます、卓也のペニスには血流が溜まってイヤらしく勃起したままになるのだ。男は、道具棚の上に置いてあるカゴから洗濯バサミを取って、卓也の両乳首に挟んだ。
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