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年の離れた妹
第1章 帰省
その時、遠くから電話が鳴るのが聞こえた。僕は慌てて妹の部屋を出ると、電話をとった。母からの電話で、たわいないことだった。母の声を聞くと、さっきまでの興奮が嘘のように消えた。電話を終えると僕は平静に戻っていた。そして手紙はメッセージを返し、妹の部屋に置いた。それから妹の作った食事を摂ると、帰省を終えて自分のアパートに帰っていった。

僕のアパートは都心に近い、商業地帯にある築数十年のビルの一室にある。そこには大学を出て、就職する時に引っ越してきた。自宅から1時間もかからない距離にあるが、深夜まで残業もある職場であり、入社時から自宅通勤は考えていなかった。大学の先輩の知り合いで都心にワンルームマンションを持つ人があり、古い建物で借り手もあまりつかないこともあり、僕に安く貸してくれていた。住めば都となり、もう10年以上そこに住んでいた。

妹が働き始めたことは母から聞いて知っていたが、まさか自分のアパートの近くとは思わなかった。両親や妹もまた都心の地理に疎いため、区が違えば妹と僕の職場が近いとは思っていなかった。前夜の会話で初めて、兄妹が近くですれ違っていたことを、僕も恵津子も知ることになった。僕は実家からの帰り道、都心のデパートに寄っていた。そこには妹の働く化粧品ブランドが入っていた。もちろんその日、妹は休みと前夜に聞いていた。ただ、妹が働く場所が少し気になっていた。しかしそこは若い女性で溢れていた。僕は早々に退散し、アパートに戻っていった。
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