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年の離れた妹
第1章 帰省
「お風呂、入ってくる」
妹は独り言のように僕に告げると、風呂場に向かっていった。しばらく脱衣場で物音がしていたのち、浴室のドアが閉まる音がした。シャワーの音が小さく、リビングにも聞こえていた。僕はソファに寝そべったまま、先ほどからの動悸を堪え、テレビを見るともなく眺めていた。

20分ほどすると、脱衣場に再び妹の気配があった。ほとんど間もなく脱衣場の扉が開き、濡れた身体をバスタオルで隠しただけで、恵津子はリビングに戻ってきた。小さな妹はいつの間にか大きくなり、21歳の若い女性になっていた。そして僕が座るソファの端に座り、恵津子は扇風機を回した。

「ああ、暑~い!」
妹のウェーブのかかった長い茶色の髪は、まだ濡れていた。子供の頃から変わらない大きな目が、化粧を落としてもその顔を目立たせていた。

「兄ちゃん、いつまでいるの?」
「うん、明日帰るつもり」
「ほんと?じゃあ今から、恵津子と飲む?」
妹は子供の頃から、自分のことを名前で呼んでいた。身体は大人になったが、恵津子はまだ僕の小さな妹だった。バスタオル姿のまま、妹は台所に向かった。そして冷蔵庫から缶ビールとチーズを取り出すと、リビングに戻ってきた。さらに僕に有無を言わせず、開けた缶ビールを持たせると立ったまま乾杯してきた。

「えっちゃん、大丈夫か?」
「なに?飲みすぎじゃないかって?」
「そう!それと…髪が濡れてるぞ!」
「だって、暑いんだもん!」
妹は僕にウインクすると、ビールをもう一口だけ飲んだ。そしてビールの缶をテーブルに置くと、再び扇風機の前に座り込んだ。

「やっと涼しくなった!」
扇風機の前で身体を冷ましていた妹は、そう言うと背中を向けて脱衣場に向かった。恵津子は歩きながらバスタオルを外し、頭を拭き始めた。恵津子の21歳の裸体が、後姿だけ露わになった。白い背中から薄い腰、小ぶりだかプリンとしたお尻、すらりと伸びた脚が僕の目に映っていた。僕は思わず、裸の妹を凝視していた。そして股間が熱く、勃起するのを感じていた。

「兄ちゃん、ちょっと待っててね」
裸のまま、妹は顔を僕に向けた。その瞬間、振り向いた上半身から恵津子のおっぱいが見えた。つんと上を向いた小さな乳首と、500円玉くらいのピンクの乳輪が覗いていた。
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