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年の離れた妹
第2章 アパート
「恵津子をお嫁さんにして…兄ちゃんが大好き」
その顔は幼い頃の、かわいいえっちゃんそのものだった。僕は今までも兄であり、ときに父母であり続けた。しかし振り返ると僕にはずっと、この可愛い恵津子を自分のものにしたい願望があった。

「じゃあ、この部屋にいる時はだけ…えっちゃんをお嫁さんにするよ」
恵津子は少しだけ間があったが、すぐに嬉しそうな顔で抱きついた。そして僕の顔中にキスすると、何か思い出したように声を上げた。

「ちょっと待ってね、兄ちゃん」
妹は僕から体を離すと、持ってきたバッグを探った。そして何かを取り出すと、僕の横に戻ってきた。

「兄ちゃん、電気点けて」
僕はベッドの枕元にあるランプを点けた。白熱灯の下で妹の裸身が見えた。僕はまた恵津子の裸身に魅入られていた。

「これ、覚えてる?」
恵津子は古いキャラメルの箱を持っていた。僕はその時、遠い記憶を思い出していた。箱の中にビーズで作った指輪がふたつ、入っていた。

「こんなの、よく持ってたね」
「恵津子の宝物…」
妹はまじめな顔で僕に指輪を渡した。僕は恵津子の左手を取ると、その薬指に指輪を通した。幼い頃ぶかぶかだった指輪は、今ぴったりの大きさになっていた。

「兄ちゃんはえっちゃんをお嫁さんにしました」
僕の言葉に妹は深く頷いた。そしてもう一つの指輪を、僕の左手の薬指に通した。

「恵津子は兄ちゃんのお嫁さんになりました」
僕たちはベッドの上で向かい合わせになり、キスをした。そして恵津子は抱っこをせがみ、僕の腰に足を絡めた。そのまま僕たちは繋がり、一つになった。

「あん、兄ちゃん…気持ちいい」
「えっちゃん、中が熱い…」
コンドームもせず、僕たちは腰を振っていた。小刻みに収縮する妹の膣内に、僕はたくさん射精していた。朝になるまで、兄妹は避妊をせずにセックスを続けていた。
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