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年の離れた妹
第3章 全裸の恵津子
ひとしきり泣くと、妹は落ち着きを取り戻した。しかし僕たちはまだ、つながったままだった。恵津子は絡めていた脚を伸ばし、顔を上げた。その顔は、涙と汗でクシャクシャになっていた。

「大丈夫?」
妹は頷くと、涙を拭った。その表情がとても愛しくて、思わず恵津子の頬に口づけしていた。妹はまた、僕を抱きしめていた。

「お兄ちゃん、ありがとう」
今度は僕が頷き、身体を離した。妹の中から僕のものが、ツルッと抜けた。そして白い精液が、妹の大事な穴から溢れていた。

僕はティッシュを取ると、妹のそこにあてがった。優しく溢れ出る精液を拭うと、妹の背中を軽くポンポンと叩いた。恵津子は意味を理解し、ゆっくりとベッドから立ち上がった。僕たちは汗と体液にまみれた身体をシャワーで流すため、風呂場に向かった。

「ちょっと待って!」
風呂場に入ろうとすると、妹が僕の左手を取った。そして僕の薬指のビーズの指輪を外した。妹は自分の指輪も外すと、台所のテーブルに並べて置いた。

「濡れちゃうと、壊れちゃう…恵津子の宝物」
僕は妹を抱き寄せ、肩を抱いて風呂場に入った。妹は狭い風呂場で前夜と同じように、僕を浴槽の縁に腰掛けさせると、シャンプーに手を伸ばした。

「兄ちゃん、シャンプーする?」
「うん。えっちゃんは?」
「する!でも、まず兄ちゃん!」
掌に出したシャンプーを僕の髪の毛に伸ばすと、妹は指先で頭をマッサージのように叩いた。両指でシャンプーを泡立てると、今度は丁寧に髪を洗いだした。恵津子は洗髪で余った泡を、器用に掌にすくうと捨てていた。

「見て!」
妹が鏡を指した。そこにシャンプーで髪の毛を逆立てた僕が映っていた。

「兄ちゃん、鬼!」
すっかり忘れていたが中学生の頃、僕は自分から小さな妹に同じことをしていた。妹はそれを、ずっと覚えていた。子供の頃の笑顔で、僕を見ていた。しかしその肢体は、立派に育った21歳の若い女性そのものだった。笑顔の下に大きなおっぱいと紅い小さな突起、艶やかな下腹部には小さく整えられた陰毛が、ふたりの汗と体液に濡れていた。僕は笑顔を返しながら、妹のことを想っていた。
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