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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)
 昼過ぎから、誠一は、本郷の赤門前にある、洋画コレクションを多く飾る純喫茶で友人たちと文学論を語って時間を過ごした後、夕刻に部屋に戻った。すると、「次の間」で千勢が、畳んだ洗濯物を脇に置いて、朝と同じ文芸誌を読みふけっていた。

 朝の時と同じように、その姿を魅力的に思った誠一は、にわかに欲情し、千勢を後ろから抱きしめ、綿紬の脇から手を差し入れて、乳房を揉んだ。千勢は、驚いた表情も見せずに、抱かれたまま誠一を振り返り、いつもの悪戯(いたずら)っぽい目をして微笑み、 「ご主人様。<千勢の学業のことを考えて、当番中の予定を決めておこう>と仰って下さり、有難く存じましたが、予定にはなくても、こうして千勢をお求めいただければ、いつでも喜んで。」 と言うと、誠一に寄りかかった。

 誠一は、学生服を脱ぎ、千勢の口に男根を差し込んで、たっぷりと口技を求めた後、綿紬の帯をほどき、襦袢の前を開けて、並べた座布団の上に仰向けに寝かせた。千勢が、誠一を誘うように脚を広げたのを見て、誠一は荒々しく覆いかぶさり、唾液で滑(ぬめ)った男根を蜜壺に突き刺した・・・。

 30分、40分ほどが経ち、その間、誠一に突かれ続けて何度か絶頂に達し、二度ほど精を受け入れた千勢は、仰向けのまま脱力した手脚を広げ、激しい息遣いで弾力のある乳房を上下させていた。その横で、剥ぎ取られて畳に置かれた綿紬の裾から、文芸誌の表紙が覗き、手火鉢に掛けられた鉄瓶から、湯の湧く音が微(かす)かに聞こえた。

                    ☆
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