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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)

「うふふ。これは、私から、無事ご帰国のお祝いということにしまして。この後は千勢のご奉仕をゆっくりとお受け下さいまし。ご実家の事情は存じ上げませんが、お気持ちがすぐれない時には、女中たちがお役に立つのも、この向陽館の良いところでございます。」
「そう言ってもらうと、少し気が楽になりましたよ・・・。そうそう、幸乃さん。女中たちが、<下宿生から頂き物をする時には、幸乃さんにお伺いしてから>と、いつも言っているので、先に私からお話しておきますが、明日、皆さんに<上海みやげ>をお渡します。千勢には今夜、先に渡しますが。」
「はい、私どもにまでお気遣いを有難う存じます。それでは、もう一度よく温まってからお部屋にお戻り下さいまし。」 幸乃は、そう言い置いて、まだ屹立したままの男根からはそれとなく視線を外し、湯文字の裾を整え直して脱衣所に出ていった。
富田が、ゆっくりと湯に浸かってから脱衣所に出ると、幸乃が富田の部屋から取り出してきた濃紺のシルクのパジャマと、エンジ色のウールのガウンが置かれていた。
☆
「そう言ってもらうと、少し気が楽になりましたよ・・・。そうそう、幸乃さん。女中たちが、<下宿生から頂き物をする時には、幸乃さんにお伺いしてから>と、いつも言っているので、先に私からお話しておきますが、明日、皆さんに<上海みやげ>をお渡します。千勢には今夜、先に渡しますが。」
「はい、私どもにまでお気遣いを有難う存じます。それでは、もう一度よく温まってからお部屋にお戻り下さいまし。」 幸乃は、そう言い置いて、まだ屹立したままの男根からはそれとなく視線を外し、湯文字の裾を整え直して脱衣所に出ていった。
富田が、ゆっくりと湯に浸かってから脱衣所に出ると、幸乃が富田の部屋から取り出してきた濃紺のシルクのパジャマと、エンジ色のウールのガウンが置かれていた。
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