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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)

「こちらの腰まで長さのあるブラゼアは初めてで慣れませんので、一人では背中の紐の調節が難しゅうございます。」
「それは<ビスチェ>と言うそうだ。私が背中の紐を締めてあげよう。」
富田が、ビスチェを千勢の胸からわき腹に巻き付け、背中側に左右七つずつある紐穴に順番に紐を通していって、張り具合を調節すると、千勢の背中から腰回りまでのスラリとした曲線が美しく出て、もともと弾力があって形の良い乳房も、さらに下から締め上げられて豊かな谷間を見せた。そのことに千勢自身も気が付いたようで、手のひらで胸から腰までをなぞりながら、嬉しそうに微笑んだ。
「その編み上げの黒ストッキングを履いてごらん。膝上まであるから、ビスチェの下端にぶら下がっているストッキング留めを使って・・・。そうそう。それから、そのズロースを店の人は<ショーツ>と言っていたけど、それを履く順番だそうだ。」
「それは<ビスチェ>と言うそうだ。私が背中の紐を締めてあげよう。」
富田が、ビスチェを千勢の胸からわき腹に巻き付け、背中側に左右七つずつある紐穴に順番に紐を通していって、張り具合を調節すると、千勢の背中から腰回りまでのスラリとした曲線が美しく出て、もともと弾力があって形の良い乳房も、さらに下から締め上げられて豊かな谷間を見せた。そのことに千勢自身も気が付いたようで、手のひらで胸から腰までをなぞりながら、嬉しそうに微笑んだ。
「その編み上げの黒ストッキングを履いてごらん。膝上まであるから、ビスチェの下端にぶら下がっているストッキング留めを使って・・・。そうそう。それから、そのズロースを店の人は<ショーツ>と言っていたけど、それを履く順番だそうだ。」

