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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)

富田は、 「立派なメイドさんの出来上がりだ。」 と言いながら、千勢の手を引き、自分の腿の上に横座りさせた。千勢の上半身は富田の両腕に抱かれて支えられ、膝裏がソファーの肘掛けに載せられた。メイド服の裾がずり上がって、黒い網目のストッキングが膝上まで覗き、少女っぽい三つ編みのお下げ髪とは不釣り合いな、妖艶な雰囲気を醸し出した。
メイド服姿の千勢を抱いていると、このところ頭を離れなかった実家の事情や、モヤモヤした気持が、知らず知らずのうちに気にならなくなっている自分に気付いて、富田は、幸乃がさっき風呂場で<気持がすぐれない時には、女中たちがお役に立ちますから>と言っていたことを実感した。そして、今夜はこのまま、ずっと千勢を抱き続けたいと思い、男根を脈動させたのだった。
メイド服姿の千勢を抱いていると、このところ頭を離れなかった実家の事情や、モヤモヤした気持が、知らず知らずのうちに気にならなくなっている自分に気付いて、富田は、幸乃がさっき風呂場で<気持がすぐれない時には、女中たちがお役に立ちますから>と言っていたことを実感した。そして、今夜はこのまま、ずっと千勢を抱き続けたいと思い、男根を脈動させたのだった。

