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第9章 一つの終わり

一つの作品が終了して、とても感慨深い気持ちです。

終盤は、このあとどうなってしまうのだろう？

何が起きるのだろう？

と心配でなりませんでした。

小説だと分かっているのに、読んでいると心配になるのです。

相手からの押しの強さで、また肌を重ねる事になって、

こちら側の望まない事、相手の愉しい事を無理矢理されてしまったら、

ずっと心配でした。

その心配した事は起きなかったけれど

微妙に揺れ動いているた

女性の気持ちを感じて

向こうに引き込まれないでと

願っていました。

最後は何も起きなく終わりました。

でも一つの物語が終わる時は

とてもジーンとします。

一つの物語は、

突飛な事が起きないとしても

とても重いものです。

人の人生のようです。

人の人生とは重いものだと感じます。

一つの物語が終わった今、とても重い余韻が残っています。