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はだれ降り覆ひ
第2章 温かさ
大晦日なのに暗くなるまで1人で仕事で
やっと終わって

本当はまだ全部終わってないけど、
今日のところはこれで終わり

すごい疲労感

家に帰ってご飯を食べて
何もせずに布団に入りました

目が覚めたら4時を過ぎてた
眠ってる間に年が明けちゃったな

紅白も見なかった
大晦日らしい事は何もしなかった

明日はお洗濯して
少し部屋を片付けて
どこかの神社に行って来ようかな

華やいだ神社じゃなくて
誰もいない、宮司さんもいない
小さな神社に行こう

宮司さんがいない神社も
お正月はきれいにしてある
参道に落ち葉が無かったり

誰かがホウキで掃いてくれたんだろうな
お参りに来てくれる人なんて
いるかどうか分からないのに
一生懸命綺麗にしてくれて

一生懸命綺麗にしてくれても
でも多くの人は
大きな華やかな神社に皆行ってしまう

その、なんだか報われない感じが
私と同じに思える

部屋の暖房を切って
あえて寒い部屋で眠ると
布団の温かさがとてもありがたく感じる
温かい布団に入れるだけ
きっと幸せなんだ



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