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心の中のガラスは砕けて散った
第8章 綾乃と綾
車を駐車場に入れた、連れ立って ランチ時の店内に
左程待たず席に着き、ランチを頼み 和彦が綾乃を
見つめて来る、強い視線を見て、綾乃は目を反らし

「 お仕事・・・ 有難う御座います 」

反らした目を戻して、頭を下げた

「 成田さん・・いえ、綾乃さん・・・ 」

和彦が真っ直ぐに 綾乃を見て来る、綾乃は
首を振り

「 昨日だけにしません 」

ランチタイムの喧噪のなか、 小さな声で言った
和彦は俯き暫く考え 顔を上げ

「 早紀は、5回か6回 ご主人とデートを 
  私も、綾乃さんと同じ位は デートしても・・・ 」

和彦の言葉に、綾乃は俯いてしまった 昨日和彦が
漏らした言葉を 思い出す

・・ 早紀の心 戻るかな・・・
   俺の心が 許せるのか
   二人がやり直しても 何処かで
   多分 一生忘れられないだろうな・・・ 

康二の行いが 傷つけたのは、綾乃の心だけでなく
和彦の家庭を壊し、和彦に一生忘れられない傷を
やり直そうとする、和彦の心の中を想い 綾乃は
頷いた
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