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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
私を背中に隠して、結城さんに言ったの
結城さん伸一君を見下ろして、そうしたら
エレベーターのドアが開いて、社長が

「 ご主人様・・・ 」

思わず口にしてた、伸一君私を見て
社長を睨みつけて、何か言おうと
口を開きかけた時。社長が手で止めて
私を見て言ったの

「 遥さん今日は帰りなさい、 」

ご主人様の優しい目が、私を見て言ったは、
伸一さんと別れて、社長の処へ来なさい
言葉で言われなかった、でも
ご主人様の目は、語っていた 

「 話し合って 結論を出して来なさい 」

頷いて、伸一さんとお部屋に帰った
お部屋の中 寒かった、目も合わさないで、
二人共黙って座って、私が先に口を開いたの

「 お別れ・・ネ 」

伸一さん、涙浮かべた目で私を見て

「 何時から ? 」

「 4か月前の パーティーの時 」

私が答えたら 伸一さんの肩から
力が抜けて 項垂れてしまって

「 ヤクザが 良いのか? 」

「 ご・・ 社長は、ヤクザじゃ無いよ 」

「 あの男、ヤクザだろう あの雰囲気 」

「 違うは、あの人は社長のボディーガード 」

ーー パシーーン!! ーー

伸一さんの平手が 私の頬を張って
私の頭が揺れて、私黙って伸一君に
顔を向けたの 二発 三発 平手が顔に 
私はその度顔を揺らせて黙って 
顔を伸一君に向けてた、
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