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第9章 ８月

伸一君、涙を流しながら、私を平手で
何度も叩いたは、その後、
握り拳に変わって、私を殴って来たの、
馬乗りに成って顔をめちゃくちゃ殴られて
立ち上がってお腹を背中を蹴られて、
私の顔腫れあがって　息もできない位
ぼろぼろに・・・　気を失って

伸一君　気が付いて慌てて　
救急車を呼んで病院に運ばれた
病院の先生が　治療しながら　
直ぐに警察を呼んで

伸一君　警察官に事情を聴かれていたから
私、先生に、私が悪いんです、告訴もしませんから
先生が　これは傷害事件に成るからと言われて
私、先生の手を握って目は腫れて見えなかったけど
見えない目で先生を見て首を振ってお願いしてた

治療が終わって、そのまま入院させられたは
頭を打ってるかもしれないから　三日間の
入院治療と言われて、伸一君会社を休んで
ずっと枕元で、看病してくれて、二日目の日
伸一君が席を外した時　ご主人様に電話をしたの

その夜　ご主人様病室に来て、伸一君を連れて
外に出て行って、伸一君とはそれから　
逢ってない

遥の目から、涙が頬を伝った　綾乃は黙って
遥の顔に視線を、無表情だった遥の顔が
柔らかな笑みを浮かべ　話しは続いた

ご主人様が手配してくれて、一週間の入院
顔の傷や、打ち身の治療、顔の傷　２週間位
残ってた、退院してご主人様の家に、
お仕事も、ご主人様が手配してくれて
退職して、ご主人様の身の回りをお世話
させて貰う様に成って

１か月過ぎた時、御主人様から言われた
ご主人様に仕える積りなら　あそこに
刺青をと言われて　頷いて　先生にお願いして
私の好きな真っ赤な蝶を、彫ってもらったの
あそこの毛　永久脱毛しているは