この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
「 流し目を 」

綾乃は椅子を直し、座り直して沢入に
流し目を送る 暫くの沈黙の後

「 どんな 気持ちで、流し目を送った? 」

・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・

「 特には・・・・ 」

「 流し目と言うのは、どう言う時に使うと? 」

・・・・・・
・・・・・・

「 相手を・・誘う・・時?・・・ですか? 」

沢入が面白そうな顔で、頷き

「 そう、女性が男性を誘う時に、
  ホテルで 娼婦が上客を、
  バーで一夜のアバンチュールを
  求める女性達が、そういう時 
  使う事が 多いかな!! 」

「 ヒントは与えた、もう一度! 」

綾乃は沢入に 目を動かして見せ 
何度も何度も首を振られ続け
部屋に入って、30分が経過した

「 今日は此処まで、成田さんが此処に来た
  経緯を、話してくれるかな 」

綾乃は、社長室で和彦と抱き合っている時
社長が扉を開け、翌日、社長と1年間の
契約をした後、此処に昨日遥に連れられ
来た事を話す、沢入は聞き終わった後
何故?和彦と社長室に、行ったのか?
少しづつ、綾乃は話し続け、夫が和彦の
妻と不倫をして、和彦が家に訪ねて来た夜の
事を話した時、頬を涙が伝っていた
時折質問を繰り返し 話しを聞き終わった沢入は
時計を見て、

「 今日は此処まで、また明日4時に 」
/352ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ