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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
集会場の桜の木は 緑濃く生い茂り建物まで
枝を伸ばし 康二は見上げ、少し切った方が
そんな事を頭の中思い浮かべ、扉を開けて
集会場の中へ 所狭しと並ぶ靴の隅に靴を並べ
扉を開けた、幾つもの机が並び、座って居る人達の
視線が康二に集まる中、中央に座る山鹿の隣に

何時もの様に宮城と松村が並んで座り、
山鹿が康二の尻を叩いた、

「 夏祭りが、無事に終わりますように!! 」

康二の音頭で、皆がグラスを上げ グラスを傾け
主婦達が、ビールを抱えテーブルを回り始め
話声が賑やかに、座って居る康二にビールの瓶が
顔を上げ 西島千夏が笑顔で差し出して来るビール瓶に
グラスを差し出した、千夏の顔が歪み 手に持つ
ビール瓶が震え、 グラスにビール瓶が当たり
小刻みな音を立て、千夏は慌てた様に 山鹿の前に
座り直しビール瓶を差し出して、満足そうな
笑い顔を見せ、山鹿は注がれたビールを飲み干した

宮城は太った腹を揺すり、下卑た目で千夏を眺め
薄笑いを浮かべる松村が 手元に持つ小さな容器を
操作して、千夏の顔が歪み差し出すビール瓶が
震えていた、松村が立ち上がり 部屋の隅に有る
ホワイトボードを 皆に見える様に置き
簡単な神社の道を 書き出していく 
隣同士歓談していた言葉が小さく成り、
皆がホワイトボードを見つめ
松村が唐突に話を始めた
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