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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
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沢入の前に綾乃は座り 遙から手渡された冊子を
読む、沢入の表情を伺う 沢入が机に冊子を置き
立ち上がると、テレビ台の傍に立ち 幾つかのビデオを
デッキの傍に置いて 綾乃を振り返り

「 来週月曜・・・ 」

綾乃に視線を這わせ、次の言葉を飲み込み
ビデオが回り始めた、何度も見たビデオ
40代前半の夫人が 綾乃を見つめて来る
綾乃を嬉しそうに見つめる目

・・・何を映しているの?・・・
・・・二人の記念 ・・・・
・・・ヤダーーー ・・・・

「 此の表情を この視線を出せる様に 」

ビデオが止まり、静止した画面から
甘えた目線が綾乃を見つめて来る

「 この視線・・・ですか!? 」

沢入は頷いて、ビデオを入れ替え再生を押した
再生される画面に綾乃の顔が映し出され
沢入の声が 低く流れて来る

「 この間のビデオだ! 貴方に軽い暗示をかけて
  思い出させた姿、良く見て欲しい 」

沢入は再生のボタンを押して、画面が動き始め
低い沢入の声と、半眼の目をした綾乃の顔が

・・・ 旦那さんと付き合い始めた時を思い出して ・・・

薄目を開ける綾乃の顔に照れた様な表情と
輝く様な瞳が綾乃に視線を



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