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心の中のガラスは砕けて散った
第10章 奈緒
浴室に繋がるドアの締まる音に 二人は頭を上げ
立ち上がった 寝室に転がる社長の服を手早く片付け
クローゼットに仕舞い 作務衣を着た柊の傍へ歩み寄った
柊がバックの中から黒く染めたロープを取り上げ
奈緒を見つめた 鋭い視線を浴び 下半身は体を巻く
縄を思い出し 疼きを伴う痺れに太腿を擦り合わせ
柊の前に立った
黒い縄が首筋に 両の手を言われるまま上げ
首筋から降ろされる縄に 柊は結び目を作り
胸の下の結び目から二つの縄が背中に
細く柔らかい縄は奈緒の両手を後ろに回し、
手首を重ねて丁寧に、しかし逃がさない強さで結ぶ
縄が白い肌に沈み、脈がわずかに遅れる感触に、
奈緒の肩が小さく震え 指先が淡い色に変わるまで締め、
結び目を確認する
「 動かない。呼吸だけ許す。力を入れたら、締め直す 」
低い声、拘束される両の手 奈緒は
明るい光が照らし出す 窓の外の樹々に
視線を送り、小さく息を吐き出し頷いた
立ち上がった 寝室に転がる社長の服を手早く片付け
クローゼットに仕舞い 作務衣を着た柊の傍へ歩み寄った
柊がバックの中から黒く染めたロープを取り上げ
奈緒を見つめた 鋭い視線を浴び 下半身は体を巻く
縄を思い出し 疼きを伴う痺れに太腿を擦り合わせ
柊の前に立った
黒い縄が首筋に 両の手を言われるまま上げ
首筋から降ろされる縄に 柊は結び目を作り
胸の下の結び目から二つの縄が背中に
細く柔らかい縄は奈緒の両手を後ろに回し、
手首を重ねて丁寧に、しかし逃がさない強さで結ぶ
縄が白い肌に沈み、脈がわずかに遅れる感触に、
奈緒の肩が小さく震え 指先が淡い色に変わるまで締め、
結び目を確認する
「 動かない。呼吸だけ許す。力を入れたら、締め直す 」
低い声、拘束される両の手 奈緒は
明るい光が照らし出す 窓の外の樹々に
視線を送り、小さく息を吐き出し頷いた

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