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性に堕ちたアイドルの365日
第1章 現在 店長とアルバイトたち 1
スマホを見ると懐かしい相手からメッセージが届いていた。短い内容だが五年間のブランクを感じない。あいかわらずだなぁと秋葉乃秀樹は苦笑いしそうになった。
「どうしたんですか店長。なんかうれしそう」棚にタバコを補充しながら声をかけてきたのは早番のアルバイトの岡山奈々という女子校生。長い黒髪がうっとうしい。短くカットすれば美形なのにもったいない。いえば、ただのセクハラになってしまう。
「懐かしい人からの連絡があったからびっくりした」
「元カノ」中年店長と女子校生。立場が逆ならセクハラにはならない。
「ちがうよ」
「なんか怪しいな」学生のアルバイトは何人かいる。その中でも奈々は、まじめで素直で性格は二重丸をつけれるくらいいい。
「自分に元カノから連絡があっとしてなにが怪しいんだよ」
「そうだけど」奈々は笑った。
秋葉乃は都内に隣接する某県でコンビニエンスストアの店長をしている。今日のシフトは早番。従業員はレジでスマホの使用はNGだが店長の秋葉乃はシフトの管理があるので客に見られない範囲で使用をしていた。
「すいません。休憩戻りました」バックヤードから姿を現したのは早番リーダーの佐藤。役者志望のイケメンだ。
「佐藤君、鈴木さんから連絡あって今日から来れるらしい」秋葉乃はらしいを強調した。来ないかもしれないではない。今週互いに苦労したな。そんなつもりだ。鈴木は遅番リーダー。今週の頭から発熱で休んだので秋葉乃や佐藤のシフトが大幅に狂った。
「よかったですね。じゃあ店長もうあがってくださいよ」
「お言葉に甘えていいかな」
「いいに決まってますよ。店長、昨日の夜からシフトはいってるじゃないですか」イケメンの役者志望が、どうやったら売れるのかはわからないが、どうやったらコンビニの店長になれますか。そう訊かれたら推薦しとくよ。それで店長になれるくらい佐藤はまじめだ。
「じゃあ遠慮なく、おつかれさまでした」佐藤と奈々に手を挙げてレジ裏のバックヤードに消える。店長なのでタイムカードはない。店の制服の上着だけロッカーのハンガーに掛けバックヤードの従業員用の出入り口から店をでる。バックヤード裏には灰皿がある。そこで一服してから帰る。いつものルーティンだ。
「どうしたんですか店長。なんかうれしそう」棚にタバコを補充しながら声をかけてきたのは早番のアルバイトの岡山奈々という女子校生。長い黒髪がうっとうしい。短くカットすれば美形なのにもったいない。いえば、ただのセクハラになってしまう。
「懐かしい人からの連絡があったからびっくりした」
「元カノ」中年店長と女子校生。立場が逆ならセクハラにはならない。
「ちがうよ」
「なんか怪しいな」学生のアルバイトは何人かいる。その中でも奈々は、まじめで素直で性格は二重丸をつけれるくらいいい。
「自分に元カノから連絡があっとしてなにが怪しいんだよ」
「そうだけど」奈々は笑った。
秋葉乃は都内に隣接する某県でコンビニエンスストアの店長をしている。今日のシフトは早番。従業員はレジでスマホの使用はNGだが店長の秋葉乃はシフトの管理があるので客に見られない範囲で使用をしていた。
「すいません。休憩戻りました」バックヤードから姿を現したのは早番リーダーの佐藤。役者志望のイケメンだ。
「佐藤君、鈴木さんから連絡あって今日から来れるらしい」秋葉乃はらしいを強調した。来ないかもしれないではない。今週互いに苦労したな。そんなつもりだ。鈴木は遅番リーダー。今週の頭から発熱で休んだので秋葉乃や佐藤のシフトが大幅に狂った。
「よかったですね。じゃあ店長もうあがってくださいよ」
「お言葉に甘えていいかな」
「いいに決まってますよ。店長、昨日の夜からシフトはいってるじゃないですか」イケメンの役者志望が、どうやったら売れるのかはわからないが、どうやったらコンビニの店長になれますか。そう訊かれたら推薦しとくよ。それで店長になれるくらい佐藤はまじめだ。
「じゃあ遠慮なく、おつかれさまでした」佐藤と奈々に手を挙げてレジ裏のバックヤードに消える。店長なのでタイムカードはない。店の制服の上着だけロッカーのハンガーに掛けバックヤードの従業員用の出入り口から店をでる。バックヤード裏には灰皿がある。そこで一服してから帰る。いつものルーティンだ。