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ユイとルイ
第2章 結衣子
「見て、冷蔵庫無料だよ!」
バスルームから出てきた結衣子が今度は冷蔵庫を開けました。そこにあった冷えたコーラを取り出すと、私に嬉しそうに見せています。あっけらかんとした結衣子の姿に、私もまあいいかと、思い始めました。

「それにさあ、めっちゃいい部屋じゃん!」
「まあ、いい部屋だよな…」
「うん!それにユイ、寝相いいから大丈夫…w」
そうと決まればさっそくとばかりに、結衣子はトランクを開けました。そして水着を取り出すとTシャツを脱ぎ、ミニスカートを下ろしました。

「ユイちゃん、ご飯は?」
「うん、お菓子でお腹いっぱい!お父さんは?」
「もうさあ…だから言ったじゃん」
私が呆れて話すと、ブラとパンティ姿になった結衣子は悪びれず舌を出しました。

「夕ご飯、バイキングだよね」
「うん、そうみたいだね」
「じゃあ、早めに行ってたくさん食べよう!」
結衣子はいつものバッグからお菓子をいくつか取り出すと、私に差し出しました。

「お腹減ってたら、食べていいよ!」
そう言って私にお菓子を持たせると、結衣子はブラも外しかけました。私は思わず目を逸らしました。

「おっと、水着はお父さんにまだ見せないよ!」
あっけにとられる私を尻目に、結衣子は水着とパーカーを持つとバスルームに入りました。バスルームから、ドタバタと着替えをする音が聞こえていました。そしてドアが開き結衣子が出てくると、白いパーカーの裾から細い脚を覗かせていました。
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