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ユイとルイ
第2章 結衣子
私がドギマギする姿をよそに、ここにきて結衣子は平然と裸を晒しています。確かに自宅でも際どい姿で私の前に現れることもありますが、旅行中はいつもよりずっと距離が近くなりました。
「美味しかった、パンケーキ!」
「これが楽しみだったんだよな」
「うん、それでこのホテルにしたんだもん!」
レストランのテーブルの向かいで、結衣子は15歳の無邪気な笑顔で答えました。夕べと同じ、白いワンピースを着ています。私は気になっていたことを結衣子に訊ねました。
「それ、お母さんの服?」
「…うん、そうだよ。やっと気づいた?」
無邪気が少し邪気を帯び、結衣子は悪戯な笑顔に変わりました。そしてオレンジジュースのストローを突きながら、結衣子はさらに話し始めました。
「昨日の水着も、今履いてるパンツもお母さんのだよw」
「…大丈夫なの?」
「大丈夫、お母さんも知ってるから…」
意味深に結衣子が答えました。私の戸惑った表情を読みとったように、結衣子が立ち上がり手を取りました。
「お父さん、今日はどこ行く?」
「海…もういいの?」
「うん、今日はいい!」
そう言うと結衣子は私の手を引いてレストランを出ました。そして私の腕を取ると自分の腕を絡めました。
「旅行が終わるまで…ユイがお母さんの代わりね」
「お母さんの代わり?」
「そう、お母さんに頼まれたからねw」
結衣子は笑顔のまま、ワンピースの胸のあたりを摘まみました。そして私の耳元に口を寄せると、小さな声で囁きました。
「お母さんのワンピース…胸が大きいの」
私は返答に困り結衣子の顔を見ました。ヒールがあるサンダルを履いた結衣子の顔は、私のすぐ横にありました。
「でもちょっとだけ、裾が短いw」
笑ながらそう言うと、結衣子は私の腕を離しました。そしてワンピースの裾を捲って見せると、はだけて太腿が見えていることも気にせず、本気で走り出しました。
「美味しかった、パンケーキ!」
「これが楽しみだったんだよな」
「うん、それでこのホテルにしたんだもん!」
レストランのテーブルの向かいで、結衣子は15歳の無邪気な笑顔で答えました。夕べと同じ、白いワンピースを着ています。私は気になっていたことを結衣子に訊ねました。
「それ、お母さんの服?」
「…うん、そうだよ。やっと気づいた?」
無邪気が少し邪気を帯び、結衣子は悪戯な笑顔に変わりました。そしてオレンジジュースのストローを突きながら、結衣子はさらに話し始めました。
「昨日の水着も、今履いてるパンツもお母さんのだよw」
「…大丈夫なの?」
「大丈夫、お母さんも知ってるから…」
意味深に結衣子が答えました。私の戸惑った表情を読みとったように、結衣子が立ち上がり手を取りました。
「お父さん、今日はどこ行く?」
「海…もういいの?」
「うん、今日はいい!」
そう言うと結衣子は私の手を引いてレストランを出ました。そして私の腕を取ると自分の腕を絡めました。
「旅行が終わるまで…ユイがお母さんの代わりね」
「お母さんの代わり?」
「そう、お母さんに頼まれたからねw」
結衣子は笑顔のまま、ワンピースの胸のあたりを摘まみました。そして私の耳元に口を寄せると、小さな声で囁きました。
「お母さんのワンピース…胸が大きいの」
私は返答に困り結衣子の顔を見ました。ヒールがあるサンダルを履いた結衣子の顔は、私のすぐ横にありました。
「でもちょっとだけ、裾が短いw」
笑ながらそう言うと、結衣子は私の腕を離しました。そしてワンピースの裾を捲って見せると、はだけて太腿が見えていることも気にせず、本気で走り出しました。