この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ユイとルイ
第2章 結衣子
「さあ…お父さん、出かけるよ!」
そう叫んだ結衣子の手には、いつの間にかレンタカーのキーが握られていました。
その日、結衣子の指示で走らせたレンタカーは、20分程でアメリカンなショッピングモールに着きました。
「うん、ここだ!」
結衣子の目的は美容室でした。そして既に予約も済ませていました。
「お父さんさん、どうする?」
結衣子が髪を切っている間、私は手持ち無沙汰です。少し困った顔をした私に、結衣子は悪戯な表情で私の髪を触りました。
「ユイと一緒に髪切る?」
「この前、散髪したとこだよ」
「ですよねーw」
結衣子は手を振りながら美容室の扉を開けると、中に入って行きました。私は妻のワンピースを着た結衣子の後ろ姿を見ながら、苦笑していました。
結局3時間くらい、私はショッピングモールで時間を過ごしました。2時前くらいに結衣子から、終わったとメールがありました。私はショッピングモールのソファに座り、眠っていました。
『お父さん、どこ?』
私が短いメールに返信すると、5分程で結衣子が現れました。そしてその姿に私は息を呑みました。
「どう、お父さん?」
私の目の前に、少し照れた顔の結衣子が立っていました。肩まであった黒髪はボブになり、銀に近い金髪になっていました。
そう叫んだ結衣子の手には、いつの間にかレンタカーのキーが握られていました。
その日、結衣子の指示で走らせたレンタカーは、20分程でアメリカンなショッピングモールに着きました。
「うん、ここだ!」
結衣子の目的は美容室でした。そして既に予約も済ませていました。
「お父さんさん、どうする?」
結衣子が髪を切っている間、私は手持ち無沙汰です。少し困った顔をした私に、結衣子は悪戯な表情で私の髪を触りました。
「ユイと一緒に髪切る?」
「この前、散髪したとこだよ」
「ですよねーw」
結衣子は手を振りながら美容室の扉を開けると、中に入って行きました。私は妻のワンピースを着た結衣子の後ろ姿を見ながら、苦笑していました。
結局3時間くらい、私はショッピングモールで時間を過ごしました。2時前くらいに結衣子から、終わったとメールがありました。私はショッピングモールのソファに座り、眠っていました。
『お父さん、どこ?』
私が短いメールに返信すると、5分程で結衣子が現れました。そしてその姿に私は息を呑みました。
「どう、お父さん?」
私の目の前に、少し照れた顔の結衣子が立っていました。肩まであった黒髪はボブになり、銀に近い金髪になっていました。