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第2章 結衣子

「今日も綺麗なうっみー！さあ、行くよー、おっ父さんっ！！」
キャラクターのブラとパンティ姿で歌いながら、結衣子はベッドに立ち上がりました。そして私の顔を見ながらブラを外し、パンティを脱ぎました。その顔は嬉しそうに微笑んでいるように見えました。

「…ユイちゃん」
私は注意するどころか、声を出すのがやっとでした。結衣子は全裸でベッドから飛び下りると、ベランダに出ていきました。

「うみー！すっごく綺麗！！」
ベランダは目の前の海に面して、その下にビーチが広がっています。結衣子は全裸を晒しながら、海に向かって叫んでいました。

「ユイちゃん！」
私はさすがに結衣子に注意しました。そしてベッドから起き上がろうとしたとき、結衣子は部屋に戻ってきました。そして水着を手に持つと、バスルームに駆け込んでいきました。その顔にはずっと笑みが浮かんでいて、最後は舌を出して私にウインクしていました。

「…ごめん、ちょっとはしゃいじゃったｗ」
バスルームから出てきた結衣子は水着を着けていました。そしてパーカーを羽織りバスタオルなどを持つと、私の横に走ってきました。

「ユイ…」
私が口を開いた瞬間、結衣子が唇にキスしました。私があっけにとられている隙に、結衣子はドアに向かって走り去りました。

「お父さん、先行ってるよー！ｗ」
大げさに手を振ると、結衣子は満面の笑みで部屋を出ていきました。