この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ユイとルイ
第2章 結衣子
ビーチでは既に結衣子が準備万端で私を待っていました。私は父親としての自覚と同時に、美しく育った娘と過ごす時間を楽しむ気持ちも芽生えていました。そしてこの旅行中だけ、結衣子の好きにさせようと決めていました。それは私が欲望に負ける言い訳だったのかも知れません。

「ユイちゃん、足届く?」
「うん、爪先立ちだけどねw」
「背伸びしてるんだw」
ニコッと笑うと、結衣子はまた水の中に潜っていきました。悪戯に私の足を引っ張ると、水の中に引きずり込みました。そして結衣子は水の中で私に抱きつきました。私は急に自由を奪われ、結衣子と一緒に海の底に沈んでいきました。そのとき、私は結衣子の顔を見ていました。結衣子も私を見つめ、微笑んでいました。そして結衣子は水の中でまた私にキスしました。

それは一瞬のことで、単なるアクシデントだったかも知れません。結衣子はそのあと、私の頭を抱くと自分の胸に押し付けました。さっき裸を見たばかりの結衣子の胸の柔らかさを初めて知りました。一瞬甘美な感覚に包まれましたが、私は息が続かなくなり結衣子の背中をタップしました。そして結衣子が力を抜くと、私は水面に顔を出し、大きく息を吸いました。そうしてやっと落ち着いてまた波間に漂っていると、結衣子も水面に顔を出しました。同じように私の肩を掴み爪先立ちになると、なぜか勝ち誇った顔を向けていました。

「…ユイの勝ちだねw」
「何が…勝ちなの?」
いつもの結衣子の悪戯な顔に、私はさっきのキスは単なるアクシデントだったと思いました。結衣子はいつものお転婆な娘でした。結局その日は食事もビーチで摂り、ひとしきり海を遊び尽くして、私は夕方にはくたくたになっていました。

「あー遊んだ、遊んだ!」
「満足した?」
「うん、ユイ大満足!」
私は結衣子が楽しんだことに満足していました。そしてデッキチェアを片付け、私たちは部屋に戻ることにしました。もう夕方の4時になっていました。
/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ