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ユイとルイ
第2章 結衣子
「お父さん、先に帰ってて」
「どこ行くの?」
「おしっこw」
そう言うと結衣子がパーカーだけを羽織ってホテルのトイレに走って行きました。私はその姿を見送ると、全ての荷物を持って先に部屋に帰りました。
私はしばらく結衣子を待っていましたが、帰って来ませんでした。ルームキーは持っていますが、結衣子のスマホは部屋に置いてあります。私はしかたなく先にシャワーを浴びました。
シャワーを浴びジーンズとTシャツに着替えバスルームで髪を乾かしていると、部屋の中で物音が聞こえました。結衣子が戻って来たようで、私は少し安心しました。するとすぐ、バスルームをノックする音が聞こえました。
「お父さん、シャワー中?」
「いや、もう終わったよ」
「じゃあ、入っていい?」
私が返事をすると、水着姿の結衣子がバスルームに入って来ました。私の姿を見ると結衣子は微笑み、鏡の前に座っていた私の横に立ちました。
「お父さんも焼けたねー!」
リゾートホテルのバスルームは広く、洗濯乾燥機も置かれゆうに8畳くらいあります。壁一面が鏡になっている洗面台はふたりが並んで歯が磨けるよう、洗面ボウルもふたつありました。結衣子は私の後ろに立つと、鏡越しに私に微笑んでいました。
「ユイちゃんも真っ黒じゃん」
「うん、ユイもさらに焼けたw」
結衣子は無邪気に笑いながら、海水で濡れたままの髪の毛を掻き上げました。おでこにひとつ、小さなニキビができていました。
「げ、ニキビできてる!」
「思春期だからね…」
「じゃあ、お父さんもニキビあった?」
私があったと答えると、結衣子もなぜか頷きました。そして私のドライヤーを奪い取ると、髪の毛を乾かしてくれました。
「どこ行くの?」
「おしっこw」
そう言うと結衣子がパーカーだけを羽織ってホテルのトイレに走って行きました。私はその姿を見送ると、全ての荷物を持って先に部屋に帰りました。
私はしばらく結衣子を待っていましたが、帰って来ませんでした。ルームキーは持っていますが、結衣子のスマホは部屋に置いてあります。私はしかたなく先にシャワーを浴びました。
シャワーを浴びジーンズとTシャツに着替えバスルームで髪を乾かしていると、部屋の中で物音が聞こえました。結衣子が戻って来たようで、私は少し安心しました。するとすぐ、バスルームをノックする音が聞こえました。
「お父さん、シャワー中?」
「いや、もう終わったよ」
「じゃあ、入っていい?」
私が返事をすると、水着姿の結衣子がバスルームに入って来ました。私の姿を見ると結衣子は微笑み、鏡の前に座っていた私の横に立ちました。
「お父さんも焼けたねー!」
リゾートホテルのバスルームは広く、洗濯乾燥機も置かれゆうに8畳くらいあります。壁一面が鏡になっている洗面台はふたりが並んで歯が磨けるよう、洗面ボウルもふたつありました。結衣子は私の後ろに立つと、鏡越しに私に微笑んでいました。
「ユイちゃんも真っ黒じゃん」
「うん、ユイもさらに焼けたw」
結衣子は無邪気に笑いながら、海水で濡れたままの髪の毛を掻き上げました。おでこにひとつ、小さなニキビができていました。
「げ、ニキビできてる!」
「思春期だからね…」
「じゃあ、お父さんもニキビあった?」
私があったと答えると、結衣子もなぜか頷きました。そして私のドライヤーを奪い取ると、髪の毛を乾かしてくれました。