この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ユイとルイ
第2章 結衣子
「さてお父様、トランプしましょうか?」
バーに行くためのワンピース姿のまま、結衣子がにじり寄ってきました。私はいつものジーンズとTシャツでソファに座り海を眺めていました。

「ちょっと眠たいな…」
「また寝るの?まあ、海でハッスルしたもんねw」
「ハッスルって、そんな言葉知ってるの?w」
私たちはそのときまで、無邪気な会話を交わす父と娘でした。時間はまだ8時前、夜はこれからでした…。

「じゃあお父さん、少し寝たら…ユイ、お土産見てくるから!」
「ひとりで大丈夫…?」
「大丈夫だって!で、起きたらトランプだよ!!w」
そう言うと結衣子はひとりで部屋を出て行きました。私は少し心配でしたが、ホテルは出ないと結衣子は約束しました。そして私は疲れと心地よい酔いに負け、気が付くと服のままベッドに寝転んでいました。

「あ、やっと起きたw」
気が付くと10時を回っていました。そして結衣子もワンピースのまま、私の隣りに寝転んでいました。その手にはスマホを持ち、動画を見ているようでした。

「ユイちゃん、無事帰った?」
「当たり前じゃん!w」
微笑む結衣子の頭を撫でると、私は喉が渇いたことに気付きました。昼間買ったお茶のペットボトルを探していると、結衣子が手渡してくれました。

「気が利くじゃんw」
「気が利く可愛い娘でしょ?w」
結衣子が笑いながらベッドから下りました。そしてテーブルに置いたコンビニ袋から、何かを取り出しました。

「ねえ、これ試してみよっ!」
それは沖縄名産のバスソルトでした。バーテンダーさんに教えてもらい、結衣子はホテルの売店で買ってきたそうです。
/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ