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ユイとルイ
第2章 結衣子
「帰ってからでいいじゃん…」
「えー、またノリ悪い!」
沖縄に来てからずっと、シャワーで過ごしていました。しかしこの豪華な部屋には、大きなバスタブが付いていました。
「最後だしさぁ…」
「…わかりましたw」
結衣子は私の返事を待たず、バスルームに走って行きました。そしてお湯を溜めると、私に先に入るよう勧めました。
「さあ、お父様…お先にw」
ふざけた口調の結衣子に手を引かれバスルームに行くと、バスタブにピンクのお湯が張られていました。そして初めて気が付いたのですが、バスタブの壁にはブラインドがありました。
「ユイ、さっき気付いたw」
ブラインドを開け放すと、そこに一面の窓がありました。結衣子がバスルームの灯りを消すと、目の前に夜の海が広がりました。
「ねっ!めっちゃいいと思わない!!」
「うん、いいね…」
たぶん、ハネムーナーに最適な部屋だったのでしょう。結衣子は私の背中に身体を預け、肩越しに同じ海を眺めていました。
「ユイちゃん…一緒に入る?」
「うん!入るー!!」
そのとき、私は瑠依を思い出していました。瑠依がまだ2,3歳のころ、よく一緒にお風呂に入っていました。そのとき、いつも瑠依とどっちが先に脱ぐか、競争していました。
「ユイちゃん、勝負しようか?w」
「え、なにそれ?」
「先にお風呂に入った方が勝ち!w」
私はあっけにとられる結衣子を尻目に、服を脱ぎ始めました。しかし結衣子もすぐ理解したようで、着ていたワンピースを頭から脱ぎ始めました。
「えー、またノリ悪い!」
沖縄に来てからずっと、シャワーで過ごしていました。しかしこの豪華な部屋には、大きなバスタブが付いていました。
「最後だしさぁ…」
「…わかりましたw」
結衣子は私の返事を待たず、バスルームに走って行きました。そしてお湯を溜めると、私に先に入るよう勧めました。
「さあ、お父様…お先にw」
ふざけた口調の結衣子に手を引かれバスルームに行くと、バスタブにピンクのお湯が張られていました。そして初めて気が付いたのですが、バスタブの壁にはブラインドがありました。
「ユイ、さっき気付いたw」
ブラインドを開け放すと、そこに一面の窓がありました。結衣子がバスルームの灯りを消すと、目の前に夜の海が広がりました。
「ねっ!めっちゃいいと思わない!!」
「うん、いいね…」
たぶん、ハネムーナーに最適な部屋だったのでしょう。結衣子は私の背中に身体を預け、肩越しに同じ海を眺めていました。
「ユイちゃん…一緒に入る?」
「うん!入るー!!」
そのとき、私は瑠依を思い出していました。瑠依がまだ2,3歳のころ、よく一緒にお風呂に入っていました。そのとき、いつも瑠依とどっちが先に脱ぐか、競争していました。
「ユイちゃん、勝負しようか?w」
「え、なにそれ?」
「先にお風呂に入った方が勝ち!w」
私はあっけにとられる結衣子を尻目に、服を脱ぎ始めました。しかし結衣子もすぐ理解したようで、着ていたワンピースを頭から脱ぎ始めました。