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第2章 結衣子

「お父さん…ユイ、勝っちゃいそう！ｗ」
「あ、ワンピースはずるいぞ！ｗ」
重いジーンズに私が手間取るあいだに、結衣子はブラを外していました。そして私がトランクス一枚になった頃には、結衣子はパンティを脱いで裸になりました。

「イエーイ、ユイの勝ち！！」
私が裸になりバスタブに入ると、既にお湯に浸かっていた結衣子がはしゃいだ声を出しました。私は同じ反応をしていた瑠依と、結衣子が重なって見えました。

「負けた…ｗ」
「勝った…ｗｗ」
裸の結衣子は無邪気に私に抱きつきました。暗いバスルームとピンクのお湯が、ふたりの裸体を隠していました。

「…綺麗だね、海」
「うん…」
そうして私たちは寄り添いながら、黙って海を見ていました。しかし沈黙を破るよう、結衣子が声を出しました。

「ユイ…お父さんとお風呂、初めて」
「…それで、感想は？ｗ」
「うん、こんなもんかな…ｗ」
結衣子はそう言って私の首に腕を回しました。私の胸に結衣子の柔らかい胸が当たっていました。

「ユイ、4月生まれだから…もう結婚できるよｗ」
そう言うと結衣子は私の唇にキスしました。私はもう、結衣子に抗えません。そのままキスを返すと、私たちはバスタブの中で抱き合いました。