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コンビニバイトの男の子
第8章 密談

貴之は、目を見張った。悠希らしい綺麗な文字で書かれた内容は、想像さえしなかったものだった。
「どうですか?これなら、目の前で観ることができると思うんですけど」
「あ、ああ・・・」
モニター越しの映像は、拡大すると粗くなり、もっと鮮明に観たいと思うこともあった。しかしそのためには、間近で撮影するか直接見るしか無いため、叶わないと諦めていた。だから、悠希の提案で実現したヘッドボードからの映像には歓喜した。
そして今度は、このシナリオである。
「事前の段取りが、結構かかっちゃいますけど」
「それは何とかする」
貴之は即答していた。
(直接、目の前で、シュウの側で観られる)
その誘惑に、抗うことはできなかった。
「じゃあ、次回はこのシナリオでいいですね」
「わかった」
貴之は、了承した。
「時期なんですけど、すみません、さっき言ったように学校が忙しくなるので、1か月以上先でもいいでしょうか」
「構わないよ。シュウの安全日がはっきりするのも、ひと月以上は見とかないとならないしね」
早く見たいという欲望が焦らされれば焦らされるほど、見れたときの興奮がより高くなることも過去の隠し撮り映像の視聴で知っていた。
「なるほど、そうですね。1か月・・・」
そこで、悠希が考え事を始めた。暫くして顔を上げる。
「今夜、萩子さんにメッセージを送ります」
「え?どんな?」
「すみませんが、内容は秘密です。楽しんでもらえるように、サプライズです」
そう言ってにっこり微笑む悠希に、貴之は何故かぞくぞくした。
「どうですか?これなら、目の前で観ることができると思うんですけど」
「あ、ああ・・・」
モニター越しの映像は、拡大すると粗くなり、もっと鮮明に観たいと思うこともあった。しかしそのためには、間近で撮影するか直接見るしか無いため、叶わないと諦めていた。だから、悠希の提案で実現したヘッドボードからの映像には歓喜した。
そして今度は、このシナリオである。
「事前の段取りが、結構かかっちゃいますけど」
「それは何とかする」
貴之は即答していた。
(直接、目の前で、シュウの側で観られる)
その誘惑に、抗うことはできなかった。
「じゃあ、次回はこのシナリオでいいですね」
「わかった」
貴之は、了承した。
「時期なんですけど、すみません、さっき言ったように学校が忙しくなるので、1か月以上先でもいいでしょうか」
「構わないよ。シュウの安全日がはっきりするのも、ひと月以上は見とかないとならないしね」
早く見たいという欲望が焦らされれば焦らされるほど、見れたときの興奮がより高くなることも過去の隠し撮り映像の視聴で知っていた。
「なるほど、そうですね。1か月・・・」
そこで、悠希が考え事を始めた。暫くして顔を上げる。
「今夜、萩子さんにメッセージを送ります」
「え?どんな?」
「すみませんが、内容は秘密です。楽しんでもらえるように、サプライズです」
そう言ってにっこり微笑む悠希に、貴之は何故かぞくぞくした。

