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コンビニバイトの男の子
第9章 雨
《萩子:さっき由絵さんから聞いたわ》
《萩子:店長さんに言われてバックヤードの掃除をさせられてたって》
《萩子:悠希くんのこと休みにしなければよかったって言ってたわよ》
会えなかったことで、ちょっと愚痴っぽく送ってしまいました。
悠希からの返信に時間が空きます。
(変なこと送っちゃったかな)
取り繕う文面を考えていたところで、先に悠希からメッセージがきました。
《ハルミ:バックヤードの掃除ですか?》
《萩子:そう》
《萩子:店長はいなくて男手が松友さんだけだったんで大変だったみたいよ》
《ハルミ:バックヤードの掃除はこの前店長と松友とでしたんだけどなー》
《萩子:そうなの?》
《ハルミ:3人で結構きれいに片付けたんですけどね》
また少し間があった後、メッセージがきます。
《ハルミ:それにしても雨の日に珍しいですね》
《萩子:文房具で必要なものがあったからね》
由絵に言ったことと同じことを返しました。
《ハルミ:せっかく来てくれたのに休みですみません》
《ハルミ:明日も雨っぽいんで》
《ハルミ:明日は松友と交代で出る予定です》
(来る前に聞いてたら、明日にしたのに)
しかし、今まで来ていなかった雨の日に2日も続けて来るのはさすがに怪しまれそうで気が引けます。
(仕方ないけど、来週にしよう・・・)
《萩子:そうなんだ》
《萩子:でも雨じゃ来れないなー》
《萩子:来週ウォーキングした後に寄るわね》
軽い感じでメッセージを送ります。
《ハルミ:わかりました》
《ハルミ:来店お待ちしています笑》
(そうだ。この流れで、さらっと訊いちゃおうかな)
メッセージを入力している途中で、またも先に悠希からメッセージが届きました。
《ハルミ:休憩時間終わるので》
《ハルミ:また連絡します》
(・・・忙しそうね)
入力途中のメッセージを消します。
《萩子:わかった》
《萩子:サークルがんばってね》
名残を惜しみながら送信しました。
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