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コンビニバイトの男の子
第9章 雨
【3】
帰宅後に1日の用事を全て終えた貴之は、萩子が寝た後、書斎で就寝前の日課になっている今日の隠しカメラの映像を確認していた。
椅子の背もたれをリクライニングで倒し、早送りの間引いた映像でかくかくと動く萩子をぼんやりと眺めている。
(ん?)
寝室に移動して洗濯物を仕舞い、厚手のカーテンを閉めた後の行動が昨日と違った。ベッドに座ったところを見て、慌てて起き上がると視聴速度を通常に戻す。
(今日も、なのか?)
貴之の疑問に応えるように、萩子が自慰を始めた。
『あっ、あぁ、はぁん』
メインモニターに映し出された妻の痴態を見ながら、サブモニターにMSTシステムの日記ツールを表示する。今週頭の日付に押されているスタンプと同じものを、今日のところにも貼り付けた。
(一昨日したばかりなのに・・・)
そのスタンプは先週後半にも押されている。萩子が雨の中コンビニに行った日で、悠希から急遽休みになり萩子とは会っていなかったことをメッセージで知らされていた。
日記ツールで前の月を遡る。隠し撮りを始めてから最初の自慰は、悠希との2度目のセックスをした後、“充実したセックスライフ”を特集していた女性誌を購入した時だった。その後何度かしていたが、3度目のセックスをして、萩子が悠希との不倫関係を肯定してからはぱったりと途絶えていた。それが先週から急に再開し、1週間弱で3回目の自慰である。
(会えないことが、シュウにそうさせているのか・・・)
以前自慰をしていた時の聞き取り難いほど小さかった喘ぎ声とは違い、はっきりとした悦びの声が片耳のイヤホンから聞こえ続けている。
『あぁん、悠希くんいい、気持ちいい・・・』
萩子が妄想でセックスしているであろう相手は、いつも悠希だった。
(毎回違う相手を妄想することに比べたら、ましっちゃましだけど・・・)
頭はもやもやしているが、躰はしっかり反応している。勃起した男根を弄り始めたところでスマホが振動し、メッセージの着信を知らせた。
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