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コンビニバイトの男の子
第9章 雨
ピンっと勃起している乳首を、萩子は指で優しく摘みました。
(「萩子さん、乳首こんなに硬くなってますよ」)
自覚した躰の状態を、妄想で悠希の発言に変えます。
「いやっ、悠希くん、恥ずかしい・・・」
脳内で聞いた言葉に、萩子は小声で呟いて応えました。
指を擦るように動かすと、甘い痺れが乳首から乳房全体に広がっていきます。
「あぁ、そんな風にされたら・・・」
(「感じてきますか?」)
「感じてきちゃう・・・」
声に出して躰の昂まりを伝えます。
乳首を弄んでいた手を下半身の方へと移動し、下のスウェットのゴムに手を掛けました。
「だめ・・・、こんな所で・・・」
妄想の悠希に脱がされるのを抵抗する言葉とは裏腹に、萩子は腰を浮かせてスウェットのパンツをずり下げ、足首まで下ろしました。
(「パーティの時にしてくれたみたいに、足を開いて見せてください」)
「嫌よ、あんな恥ずかしいこと・・・」
(「そんなこと言って、脚に力入ってないですよ」)
萩子は両膝の裏側に手を持っていくと、上に持ち上げながら左右に開いていきます。
「だめっん、ソファでこんないやらしい格好なんて、あぁん・・・」
いやいやと頭を左右に振りながら、手は邪魔な足首のスウェットを片足だけ抜いて、リビングでM字開脚の姿を晒しました。薄目を開けて、予感通りにショーツにくっきりと愛液が滲んでいるのを確認します。
(「ショーツの染み、凄いです」)
「いやん、悠希くん、そんなこと言わないで・・・」
(「前に萩子さん、僕に教えてくれましたよね。感じると、こうなるって」)
「はあぁ、そうよ。この前悠希くんとしたことを思い出したら、感じてこんなに濡れてきちゃったの」
誰にも聞かれないのをいいことに、萩子は遠慮なく独り言を呟きます。自ら発する言葉に煽られて、昨日のオナニーとは比べものにならないくらい強い興奮が襲ってきました。躰が小刻みに震えてきます。
(やばい、ショーツの上から触るだけですぐに逝っちゃいそう・・・)
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