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コンビニバイトの男の子
第9章 雨
「あ、水、助かります。ありがとうございます」
更に香りが強くなり、すぐ後ろに悠希が迫ってくる気配を感じます。萩子の心拍数が、更に上がります。
(意識しちゃだめ。自然体、自然体で)
萩子は、ゆっくりと振り向きました。頭を拭きながらにっこり笑う悠希の顔が間近にあります。
「ち、ちゃんと温まった?」
まともに顔を見ることができず、視線を逸し気味に問い掛けました。
「はい。バスローブなんか用意してもらってすみません。こういうの初めて着ました」
「乾くまで時間がかかるし、その間に風邪引いちゃったら悪いから。主人のでごめんね。ちゃんと洗ってあるから」
「お気遣いありがとうございます。全然大丈夫です。・・・あの、水を」
「あ、そうだった」
出された悠希の手に、持っていたペットボトルを渡そうと顔を下に向けました。その先、バスローブに覆われた下腹部に視線が釘付けになります。
(この中に、あの硬いのが・・・)
無意識に、ごくりと生唾を飲み込みました。悠希が、ゆっくりと手からペットボトルを取り上げますが、そのことにも気が付いていません。
「どうしました?萩子さん」
「うん・・・」
悠希からの問い掛けに、萩子は生返事を返しただけでまた沈黙します。
自身の下腹部に見入っている萩子を暫く眺めてから、悠希は再び声を掛けました。
「気になりますか?この隠されたところ」
どきんっ!
言い当てられた動揺を誤魔化そうと、引き攣った笑顔を向けます。
「べ、別に。気にしてないから」
「ほんとかなー」
悠希が顔をぐっと寄せてきました。
「さっき、してましたよね」
どっどっどっどっ・・・。
鼓動が速くなります。
「な、何もしてないわよ」
悠希の表情に、嗜虐の色が浮かびました。
「オナニー、してたでしょ」
(あぁ、やっぱり見られてたんだ・・・)
誰にも見られたくない、自分を慰めているところを見られたと知り、萩子は膝から崩れ落ちます。その結果、ちょうど目の前が悠希の股間になりました。
「あー、なんか暑いですねー」
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