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コンビニバイトの男の子
第9章 雨

萩子の様子も気にせずに、悠希はわざとらしくそう言うと、バスローブの前を開けます。
萩子の想像に反する、勃起していない男性器が露わになりました。小さくおとなしい形の珍しさに見入ってしまいます。
セックスする前に、悠希のこの状態を見るのは初めてです。状況を忘れて、好奇心から思わず手が伸びました。指で摘み、小振りな掌で包み込みます。勃起しているときと異なり、すっぽりと隠れました。
(この形の時は、こんなに柔らかいんだ・・・)
感触のよさに、にぎにぎと動かします。
「あっ、萩子さん。駄目ですよ」
悠希が小声で諌めますが、小さな男性器はみるみるうちに、項垂れた状態から鎌首をもたげるように起き上がってきました。それと共に、長さと太さも増してきます。肌色で全体と同化していた亀頭も、肥大し赤黒く変化しました。
「あぁ・・・」
見慣れて、触り慣れた力強い姿に変わった肉棒に、萩子は感極まります。
「すみません。こんなになってしまって」
言葉に反して、悠希に悪びれる感じはありません。
性的興奮を示す肉棒の変化に、それを導いた萩子自身も淫らな気分が昂まります。
ゴールデンウィーク明けから、萩子は性欲が増してきていることを自覚していました。それは、ふとした時に悠希との次の交わりを妄想して、躰が疼くことが多くなっていることに現れていました。悠希との濃厚な媾いを体験したことで、萩子の躰は女として完全に開花していたのです。
淫らな昂ぶりを感じた時、これまでは公園へのウォーキングとコンビニで悠希と顔を合わせることによって紛らわせてきましたが、それができない最近は、自慰で性欲を処理してきました。
ところが、今日は自慰の最中に貴之の突然の帰宅で絶頂を寸止めされた状態のまま今に至っています。先程無意識にオナニーをしかけていたくらい、躰の不満が溜まっていました。
そんな時、あと半月先と思っていた悠希との逢瀬の機会が、皮肉にも疎ましかった雨のおかげで突然巡ってきたのです。
すべての状況が揃い、萩子の欲望を後押ししました。
「悠希くん、して欲しい」
肉棒を握ったまま見上げたその顔に、欲情が浮かんでいます。一方で見下ろす悠希はその変化に驚くこともなく、硬く勃起した肉棒に反して意外にも冷静な表情で見返していました。
萩子の想像に反する、勃起していない男性器が露わになりました。小さくおとなしい形の珍しさに見入ってしまいます。
セックスする前に、悠希のこの状態を見るのは初めてです。状況を忘れて、好奇心から思わず手が伸びました。指で摘み、小振りな掌で包み込みます。勃起しているときと異なり、すっぽりと隠れました。
(この形の時は、こんなに柔らかいんだ・・・)
感触のよさに、にぎにぎと動かします。
「あっ、萩子さん。駄目ですよ」
悠希が小声で諌めますが、小さな男性器はみるみるうちに、項垂れた状態から鎌首をもたげるように起き上がってきました。それと共に、長さと太さも増してきます。肌色で全体と同化していた亀頭も、肥大し赤黒く変化しました。
「あぁ・・・」
見慣れて、触り慣れた力強い姿に変わった肉棒に、萩子は感極まります。
「すみません。こんなになってしまって」
言葉に反して、悠希に悪びれる感じはありません。
性的興奮を示す肉棒の変化に、それを導いた萩子自身も淫らな気分が昂まります。
ゴールデンウィーク明けから、萩子は性欲が増してきていることを自覚していました。それは、ふとした時に悠希との次の交わりを妄想して、躰が疼くことが多くなっていることに現れていました。悠希との濃厚な媾いを体験したことで、萩子の躰は女として完全に開花していたのです。
淫らな昂ぶりを感じた時、これまでは公園へのウォーキングとコンビニで悠希と顔を合わせることによって紛らわせてきましたが、それができない最近は、自慰で性欲を処理してきました。
ところが、今日は自慰の最中に貴之の突然の帰宅で絶頂を寸止めされた状態のまま今に至っています。先程無意識にオナニーをしかけていたくらい、躰の不満が溜まっていました。
そんな時、あと半月先と思っていた悠希との逢瀬の機会が、皮肉にも疎ましかった雨のおかげで突然巡ってきたのです。
すべての状況が揃い、萩子の欲望を後押ししました。
「悠希くん、して欲しい」
肉棒を握ったまま見上げたその顔に、欲情が浮かんでいます。一方で見下ろす悠希はその変化に驚くこともなく、硬く勃起した肉棒に反して意外にも冷静な表情で見返していました。

