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コンビニバイトの男の子
第9章 雨

(シュウと付き合ってからだと7、8年か?ここをはっきりと見るのにそれだけかかったのに、こいつは半年ちょっと前から、もう何度も見てるのか・・・)
陰唇のすぐ外側にあるほくろに気付く。これも、悠希は数ヶ月も前に見つけていた。
(くそっ)
憎悪にも近い感情で悠希を見上げると、悠希も貴之を見下ろしていた。
「ねえ悠希くん、何してるの?」
ショーツを脱がされた後放置状態だった萩子が、不安になって問い掛ける。
「ああ、すみません。ガン見してました」
「恥ずかしい・・・」
ガン見していたのは貴之の方だが、悠希に見られてると思った萩子が、羞恥に白い肌を紅く染める。
「もっと恥ずかしいこと、しちゃおうかな」
そう言いながら、悠希が人差し指を立てて貴之の眼前にかざした。
(今度は、何だ?)
訝しむ貴之の目の前で、悠希がバスローブを脱ぐ。今度は現れた男性器に視線が吸い寄せられた。
(凄い・・・)
こちらも剃毛されて股間から聳え立ち、天を突くように力強く勃起している。赤黒くなっている亀頭は、軸の部分との段差がはっきりとわかる程張り出していた。モニター越しで遠目にしか見ていなかった悠希の男根を間近に突き付けられ、仮性包茎で、長さも太さも力強さも劣る自身の性器の貧弱さに、貴之は敗北感を味わう。
悠希は脱いだバスローブを床に広げると、不安げに佇んでいた萩子の横に並んで肩を組んだ。
「あっ」
「大丈夫です。前に進んでください」
びくっと躰を震わせた萩子に優しく声をかけると、敷いたバスローブの上に導く。
「え?なに?」
「いいからいいから。足をがに股に」
手を頭に組んで脇毛を晒しつつがに股になった姿は、かなり滑稽だった。真面目で慎ましい最愛の妻にそれをさせる悠希に腹が立つ。
しかしその感情は、悠希が再び萩子の陰部に手を添えたことで一変した。
(そういうことか!)
陰唇のすぐ外側にあるほくろに気付く。これも、悠希は数ヶ月も前に見つけていた。
(くそっ)
憎悪にも近い感情で悠希を見上げると、悠希も貴之を見下ろしていた。
「ねえ悠希くん、何してるの?」
ショーツを脱がされた後放置状態だった萩子が、不安になって問い掛ける。
「ああ、すみません。ガン見してました」
「恥ずかしい・・・」
ガン見していたのは貴之の方だが、悠希に見られてると思った萩子が、羞恥に白い肌を紅く染める。
「もっと恥ずかしいこと、しちゃおうかな」
そう言いながら、悠希が人差し指を立てて貴之の眼前にかざした。
(今度は、何だ?)
訝しむ貴之の目の前で、悠希がバスローブを脱ぐ。今度は現れた男性器に視線が吸い寄せられた。
(凄い・・・)
こちらも剃毛されて股間から聳え立ち、天を突くように力強く勃起している。赤黒くなっている亀頭は、軸の部分との段差がはっきりとわかる程張り出していた。モニター越しで遠目にしか見ていなかった悠希の男根を間近に突き付けられ、仮性包茎で、長さも太さも力強さも劣る自身の性器の貧弱さに、貴之は敗北感を味わう。
悠希は脱いだバスローブを床に広げると、不安げに佇んでいた萩子の横に並んで肩を組んだ。
「あっ」
「大丈夫です。前に進んでください」
びくっと躰を震わせた萩子に優しく声をかけると、敷いたバスローブの上に導く。
「え?なに?」
「いいからいいから。足をがに股に」
手を頭に組んで脇毛を晒しつつがに股になった姿は、かなり滑稽だった。真面目で慎ましい最愛の妻にそれをさせる悠希に腹が立つ。
しかしその感情は、悠希が再び萩子の陰部に手を添えたことで一変した。
(そういうことか!)

